【タイ反政府デモ】タイ人に聞いた、メディアが伝えない国民の生声!! 「警察はデモを調査してくれない」

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 彼らにタクシン元首相やインラック首相についてどう思うかと尋ねたところ、「タクシンはプミポン国王さまに対する尊敬の念がない」「国民の税金を私物化したから嫌い」といった声が返ってきた。

 ほとんどのタイ国民には、ブッダと国王に対する絶対的な尊敬の感情がある。特に現在のプミポン国王は、非常に慈悲深い人物として国民から尊敬されている。だが、タクシン元首相は、国王が政治に口出ししたりすることを暗に批判することも多く、国民の反感を買っていた。

 タイを追放されたタクシン元首相について、「今はドバイに滞在し、妹のインラックに色々指図しながら、実質的に影の首相として活動しているのが許せない」という声も。このような意見は一人だけのものではなく他にもいて、「半ば常識化」しているようだ。また、インラック派の友人の中には質問しても、「ノーコメント」と答えた人もいたそうだ。首相を支持する少数派としては意見を言いづらいのかもしれない。

 妻自身は反タクシン派で、インラック首相について、以前から日本のテレビのニュースで映る度に嫌悪感を露わにし、「インラック嫌い」と言っていた。妻の実家は女性ばかりの5人姉妹であり、姉の一人が反政府運動に熱を入れており、会社の同僚とともに頻繁にデモに参加している。

 その姉によると、「反政府デモ隊が何者かに攻撃されても、金の力でインラック政権に操られた警察は調査しようとしないから、真相はずっと闇のままなのよ」という。妻の姉を含めて、インラック首相も兄と同様に国外追放になってほしいと望む人々が多いようだ。

 この記事で紹介した妻の友だちや家族のような考え方が国民の総意ではないにしても、都市中間階層の多くは同様の見解を持っていると思われる。『タイを知るための60章』(明石書店)所収の「タイの中間階層」(著:末廣昭)には、こう書かれている。

「政治の実態は、都市部の中間階層の理念ではなく、人口の大半を占める農村部の地域住民の利害によって規定され、地元に利益を誘導する政党政治家が国会や官僚のポストを支配する」

 今までは、チェンマイ周辺のタイ北部や、イサーンと呼ばれる東北部の農村部の人々によって、実質的に政治の方向性が決まっていた。このような前提があるからこそ、反政府派たちはインラック首相の退陣を求めながらも、総選挙の実施を頑なに拒んできた。「正攻法な選挙」では、インラックの勝利が目に見えているからだ。

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