養豚場の連続殺人鬼ロバート・ピックトン!! 娼婦49人殺して豚のエサにする男、屠殺小屋では… 〜カナダ史上最悪の連続殺人鬼〜
カナダは比較的治安の良い国と言われているが、観光スポットの多いバンクーバーは薬物天国であり犯罪率も高い。中でもダウンタウン・イーストサイドという地区は、ホームレスや娼婦、薬物・アルコール依存者たちのたまり場となっており、現地に住む人たちは“危険地域”と恐れている。
90年代後半、そのダウンタウン・イーストサイドの娼婦たちが次々と行方不明になるという事件が発生した。薬物依存症の娼婦ばかりで、殺されたという証拠も遺体も発見されないため、警察は当初、事件として扱うことを渋った。しかし、あまりにも大量の娼婦たちが忽然と姿を消していくという事実を無視できなくなり、捜査を開始。いくつかのタレコミのおかげで郊外に住む養豚場と農場を経営する金持ちの男が、ダウンタウン・イーストサイドで娼婦を拾っては自宅に連れ込み殺していたことをつきとめた。殺した後は、豚の屠殺小屋で内臓を取り出し、血を抜き、バラバラにして豚に餌として与え、証拠隠滅していたのだ。
50人近くを殺害したと伝えられている、カナダ史上最悪の連続殺人鬼、ロバート・ウィリアム・ピックトン。農場・養豚場に生まれ育ったカントリーボーイだった彼は、一体、どのようにして殺人鬼になっていったのか。また、なぜ何年も捕まらずに大量の娼婦を殺すことができたのだろうか。

■「内臓をくり抜かれた巨大な豚の中に隠れる」異常な幼少期
ロバート・ウィリアム・ピックトンは1949年10月24日、カナダのブリティッシュコロンビア州ポートコキットラムの郊外にある農場・養豚場の次男として誕生した。父親のレナードは影の薄い男で、母親のルイーズが主に子育てを行った。子どもたちは小さい頃から豚の世話を手伝わされ、学校にもろくに通わせてもらえなかった。ロバートは豚の屠殺現場も日常的に目撃しており、「1人になりたいときは、内臓をくり抜かれた巨大な豚の中に隠れるんだ」と周囲に語っていたという。なお、屠殺が日常的だったとはいえ、彼のペットの子牛を両親が勝手に殺したときは精神的に大ショックを受け、大人になってからもこのことを恨んでいた。
ロバートの学校の成績は芳しくなく、小学2年生を2回も落第するほど酷かった。学校では休み時間も与えられず、少しでも追いつくようにと特別支援教育を受けさせられていたが、成績がよくなることはなく、高校の途中でとうとう退学した。知恵遅れに近いものがあったという説もあるほど、彼は物覚えが悪く、スローだったという。学校の女子たちは、農場や養豚場の臭いが染み付いたロバートを不潔だと嫌い避けていた。
彼は、母親から「風呂に入れ」と毎日ガミガミ言われたことで、風呂やシャワーに恐怖心を覚えるようになったため、滅多に体を洗わず、異様な臭いがしていたという。大人になってからはますます不衛生になり、肥料の臭いや動物などの死臭、泥臭い悪臭が身体に染み付き、服も汚れたものばかり着ていた。そのため、誰も近よることができないほどで、もちろん、彼女なども作れなかった。
このようにロバートは母親に恐怖心を抱きながら育った。母親は精神的に少し異常なところがあり、免許を取りたてだった弟・デビッドが14歳の少年を轢いてしまったとき、被害者を勝手に助からないと判断し、道路横の泥沼に投げ込んだ事件があった。少年の靴が現場に残っていたため翌日遺体は発見されたのだが、司法解剖の結果、死因は溺死だったことが判明。デビッドはすぐに逮捕され少年院に入れられたが、母親は罪を逃れた。ロバートは、「助からないのならば、人間であれ迷わず殺す」母親を、ますます恐れるようになり、希望していた軍への入隊を母親に反対されたときも、泣く泣く従うなど、さらに従順になっていった。母親に脅えるロバートは、精神を病んでいったとされ、屠殺した豚のペニスでベルトを作るなど、気味悪いこともするようになったと周囲は証言している。
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