養豚場の連続殺人鬼ロバート・ピックトン!! 娼婦49人殺して豚のエサにする男、屠殺小屋では… 〜カナダ史上最悪の連続殺人鬼〜

■どこまでも鈍感な警察

養豚場の連続殺人鬼ロバート・ピックトン!!  娼婦49人殺して豚のエサにする男、屠殺小屋では…  〜カナダ史上最悪の連続殺人鬼〜の画像4画像:被害者のマーニー/YouTubeより

 ロバートがスティッチを襲った1997年。ダウンタウン・イーストサイドでは相次ぐ娼婦の失踪が問題になった。ヤク中だが家族と連絡を取り続けていた23歳のマーニー・フレイという女性も行方不明になり、家族はダウンタウン・イーストサイドの警察に助けを求めた。捜査の結果、彼女は生活保護費も受け取っておらず、常連だったシェルターにも長い間顔を出していなかったことが判明。家族はマーニーが事件に巻き込まれた可能性があるかもしれないと告げられた。

 1998年になると、さらに多くの女性が同地区から突然消えるようになった。しかし、その多くがヤク中、アル中などの問題ある女性たちだったため、「どこか別の場所に移動しただけだろう」と警察は真剣に受け止めていなかった。しかし、外回りを重点的にしていた警官の一人が「この1年あまりで、30人以上の女性たちが突然行方不明になっている」ことを上司に訴えたことと、娼婦たちが「問題だ」と騒ぎ出したため、警察は事件性があると考えることになる。

 警察は、まず1978年から1994年までの間、ダウンタウン・イーストサイドから突然行方不明になり、発見されていない女性の数の調査を開始。すると、その条件に当てはまる女性はほぼいないことが判明した。だが1995年以降は、次々と女性が消え始めたことも分かり、娼婦をターゲットにした連続殺人事件が起こっているのかもしれないと緊張が走る。しかし、警察の上層は、証拠も遺体もない事件に対し、正式な捜査を行うことをしぶった。

 1998年4月に突然消えたセーラ・ド・フリースの友人は「警察には頼れない」とポスターを作り情報提供を呼びかけた。ある夏の日、彼のもとに“ビル”と名乗る男性から電話が入った。「農場に住むロバートのもとで家政婦をしている友人がいる。その彼の家には、女性の服や私物、IDが沢山あるようだ。また服には血がついているものも多い。気味の悪い男だし、調べた方がいい」と。男性はすぐに通報したが、警察は女性が証言したくないと拒否していることから「家宅捜査はできない」と何の行動もとらなかった

養豚場の連続殺人鬼ロバート・ピックトン!!  娼婦49人殺して豚のエサにする男、屠殺小屋では…  〜カナダ史上最悪の連続殺人鬼〜の画像5画像:張り紙中の市民/YouTubeより

 このように逮捕を逃れ続けていたロバートだが、警察は「容疑者の一人」として彼に目をつけていた。ダウンタウン・イーストサイド娼婦連続殺人事件の容疑者として、娼婦への暴行罪や殺人罪などで逮捕された者をリストアップしていたからである。

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