肉好きに悲報!!肉を食べ続けるとガンになる?喫煙リスクと同等の可能性=米・研究

この度、中年の人が、動物性タンパク質を多く摂取する生活を続けると、ガンによって命を落とす可能性が高まるという研究結果が発表されました。なんでも、喫煙による悪影響と同程度のリスクがあるということで、お肉好きの人には絶望的な内容といえるでしょう。
研究結果は、アメリカ南カリフォルニア大学のモーガン・レヴァイン教授が、18年間に渡り、50歳以上の男女6,381人の食生活を調査し、導き出しました。その結果、50歳~65歳の人で、1日に必要なカロリーの20%以上を香ばしく焼けたステーキなどのタンパク質から摂取する食生活を送っている人は、10%以下の人より4倍ほどガンによる死亡のリスクが高かったのです。統計によると、カラッと揚がったフライドチキンやとろっとろにとけているチーズのような動物性タンパク質のみがその要因であって、豆などの植物性タンパク質は問題ないようです。(魚もOKみたいです)。
また、マウスを使った実験も行われており、高タンパク食を給餌されたマウスは、低タンパク食を給餌されたマウスよりも、ガンの発病率が高いという結果が出ました。これは、タンパク質がIGF-1と呼ばれる成長ホルモンに影響しており、これが発ガン性を高め、ガンの成長を早めたのではないかと考えられています。研究では、成長期には成長ホルモンが必要であるのに対し、老齢期はあまり必要でなくなることから、IGF-1が中年の時期にのみリスクに成りうるとのこと。
そして実際に、先の調査対象である6,381人の中から、2,253人を選抜し、IGF-1の量を調べたところ、タンパク質を多く摂取している人の方が、その数値が高く、ガンによる死亡率も9%ほど高かったようです。やはり中年の人は、すき焼きの牛肉を溶き卵につけて食べるたりすることを、控えたほうがいいのでしょうか…。
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