セクハラ、情実人事、児童買春…元エリート裁判官が告発する、腐敗した裁判所の実態 ~裁判所は、守ってくれない~

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 人事による、裁判官たちへの支配、統制…。こうした閉塞感から、内面性の欠如、エゴイズム、虚栄、人格的未熟、そして共感と想像力のない裁判官が量出されるという。

 さらに、組織的体質のストレスから、自殺者や「心のゆがんだ人々」も多いという。女性職員へのセクハラストーカー行為児童買春などなど…。しかしそれも「表に出ないまま処理されてるもののほうが多いはず」という。

 そして筆者はこう結論づける。「国民、市民の自由と権利を守ってくれるといった司法の基本的な役割の一つについて、日本の裁判所、裁判官にはほとんど期待できない」と。

 これでは裁判において「正義」を期待などできるはずもない。まさに“絶望”という言葉がピッタリ当てはまる。

「平凡に暮らす私には関係ない」。そういう人もいるだろう。しかし、決して他人事ではない。いつ自分が痴漢冤罪の被害者になるかもしれない。自分でなくても家族が突然、無実の罪を着せられるかもしれない。サイバー犯罪に巻き込まれるかもしれない。

「裁判所だけは分かってくれる」

 そんな考えは捨てて、事態に対処するしかない。もはや日本に「正義」はないのだから――。

★本のデータ
絶望の裁判所』(瀬木比呂志/講談社現代新書)

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