【大陰謀論】ウクライナ情勢の真実(1) 石油メジャーvsプーチンの戦いだった

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント0

■敵対国・シリアの油田を持つアメリカ

そして、その「アラブの春」がシリアに流れる。皆さんはご存じないかもしれないが、シリアは、ブッシュ(息子)大統領時代の副大統領であるディック・チェイニーがCEOを務めるハリバートン社が油田をいくつか持っている国である。ちなみにハリバートンはイランにもイラクにも油田を保有しており、北朝鮮以外の「悪の枢軸国」と呼ばれる国々が取引先なのである。

アメリカが戦争したのちに、アメリカの元副大統領の会社が油田を保有する。その共和党時代の副大統領の油田を無視して、シリア情勢を放置した民主党のオバマ政権ということになるのである。

このシリア情勢で、オバマ大統領は信頼を失うことになる。そのために、「石油メジャー」は独立して動くことになる。それに対してロシアは、アメリカに代わり、石油メジャーを取り込むのではなく、「石油メジャー」に対抗してナショナリズム的な対立を行っている。もっとも、「石油メジャー」は、2003年の失敗に続き、武力を背景にしないロシア進出にまた敗れたことになる。

特に今回は、ウクライナで、軍隊や内戦で敗れたのではなく、民主的な「国民投票」で敗れてしまったということになるのである。

もちろん、この敗戦は、「一戦術的な敗退」に過ぎず、大きな戦略的な敗退とは異なる。しかし、フランスのナポレオンも、ナチスドイツも「ロシアの壁」を打ち破れなかった。ここには、何があるのか。

いずれにせよ、ウクライナ情勢を、この大きな流れを見ないで語ることは、非常に危険なのだ。

今回は、非常に大きな話になってしまったが、これを踏まえたうえで、「ウクライナ情勢」を見るべきではないのか。日本の政治家諸君は、この大きな枠組みを語るべきなのである。
(文=聖橋乱丸)


【聖橋乱丸の陰謀社会学まとめはコチラ

コメントする

画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。