300人以上を殺害!? アメリカ史上最悪の連続大量殺人鬼ヘンリー、母親に感情を壊された男

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■最初の殺人、そして服役

 13歳の真冬、泥酔した父親が外で寝た結果、凍死する。その翌年、ヘンリーは仲がよかった兄を頼り軍隊へ入る決心をするが、義眼を理由に落とされてしまう。このことを大喜びした母親からの、「お前は一生、あたしの奴隷として生きるんだ」という言葉にヘンリーは絶望。糸がプツンと切れてしまった。

 ヤケクソになっていた15歳のヘンリーは、バス停にいた見ず知らずの少女を誘拐し、暴行を加えて気絶させた上で強姦し、首を絞めて殺害。これが彼にとって最初の性交渉、そして殺人となった。なお、この時の被害者は確定していないが、17歳のローラ・バーンリーである可能性が高いと警察は見ている。

 ヘンリーが初めて逮捕されたのは16歳のときだったが、殺人罪ではなく異父兄たちと盗みを働いたためだった。彼は1年間、鑑別所に入れられたが、電気がつくことや蛇口をひねれば水が出ることに感激していたという。出所したヘンリーは、またも盗みを働いて逮捕され、今度は禁錮6年の実刑判決を受ける。その服役中には2度も脱獄を試みているが、わずか5年で出所でき、その後はミシガン州に住む姉の家に身を寄せていた。

■ついに母親を……

 ミシガン州の姉の家で暮らしている間、マリーという女性と出会い恋におちたヘンリーは、彼女と結婚して改心しようと決意する。しかし、事はそう簡単ではなかった。ヘンリーを虐待することに無上の喜びを感じていた母親が新居に押しかけ、マリーを罵倒したのだ。

 ショックを受けたマリーは家を出てしまい、悲しみに暮れるヘンリーに、母親は「戻ってきなさい。そしてアタシの世話をするのよ」と命じた。幼い頃から痛めつけられ、酷い扱いを受けてきたことで母親に対する憎悪を募らせていたヘンリーは、それに激しく反発。カッとなり母親の首をナイフで繰り返し突き刺した結果、母親を殺してしまう。数日後に逮捕されたヘンリーは、裁判で「自己防衛だ」と主張したが認められず、第二級殺人で有罪となり禁錮20~40年という判決を受けた。

 母親殺しの罪で刑務所に入れられたヘンリーは、自殺未遂することもあったが、勉強にも取り組む真面目な囚人だった。刑務所の囚人の数が定員数をはるかに超えていることもあり、模範囚だったヘンリーは34歳で出所させられる。その直前、「出所したらまた人を殺すか?」と聞かれ、「はい。その足ですぐに殺します」と答えたが、周囲は冗談だと思っていた。

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