事件記者が振り返る! 封印された酒井法子薬物逮捕と新興宗教の噂

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「失踪から2日後くらいに、酒井がある新興宗教の信者で、その教団施設に逃げ込んでいるのではという情報が出回った。警察が、教団施設のある山梨県身延山で酒井の携帯電話の微弱電波をキャッチしたことから情報が一気に広まり、マスコミが現地に殺到した」(先のスポーツ紙記者)

 名前が浮上したのは、東京・立川市に本部を置く、仏教系の新興宗教団体「真如苑」。1936年に設立され、80年代中ごろに急成長を遂げ、マスコミに大きく取り上げられた。

「女優の高橋惠子と夫で映画監督の高橋伴明夫妻や、女優の島田陽子らも入信しているとされ、芸能界にも信者は多い。身延山には教団の大きな支部があるため、『酒井はそこで教団にかくまわれているのではないか』という話になったようだ」

 教団と酒井を結びつけたのは、過去の週刊誌報道だったようだ。

 1992年、当時アイドルとして人気絶頂だった酒井が「知り合いのアイドル誌担当記者に入信を勧められ、真如苑の東京本部に入信した」などと報じた。酒井の所属事務所が、「知り合いに連れて行かれ、名前を書いたら入信したことになった」とコメントを出す騒ぎになったが、この時の騒ぎが10年以上の時を経て謎の失踪劇と結びついたとみられる。

 酒井が足首に仏教の教典で使われる梵字のタトゥーを彫っていたことも疑惑を一層深めた。

 当時、教団施設前には100人を超える報道陣が集まっていたが、酒井は彼らの狂騒をあざ笑うかのように、突如姿を現した。

「結局、マスコミが教団施設をマークしている間、酒井は幼少期からの支援者である建設会社会長の箱根の別荘にいたようだ。我々は、まんまと裏をかかれた格好だ。ただ、身延山には親戚が住んでおり、そこに立ち寄っていたことは間違いない。その間、教団施設に立ち寄っていたかどうかはいまだにわかっていない」(取材にあたった全国紙社会部記者)

 日本を代表するアイドルを襲ったスキャンダルと新興宗教の影。その真相はニュースの洪水に埋もれたままだ。
(文=KYAN岬)

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