“動機のない”連続殺人鬼、パトリック「俺は可哀想な奴だ…」英国史上最凶のサイコパス

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント0

 そして1975年3月10日、パトリックは89歳のアデル・プライスの家を訪問。水が欲しいと頼むと、すんなり家に入れてくれたため、即座に彼女を絞殺。他の殺人同様、今回も特に動機があったわけではないが、アデルを殺したパトリックは「生まれて初めて」しびれるような快感を覚え、満たされた気持ちになったという。そして死体を眺めながらソファーで熟睡した。しばらくしてアデルと一緒に暮らしていた孫娘が帰宅、鍵のかかっている玄関を開けようとする音で目覚めた彼は、大慌てで逃げ出した。パトリックは孫娘と大胆にもアパートの廊下ですれ違っていたが、アデルと全く接点がなかったことから、犯人だと疑われることもなく、彼はまたもや逃げ切ってしまった。


■司祭殺害が逮捕の決め手に

 アデル殺害の5日後、再び自殺未遂を図ったパトリックは精神病棟に入れられたが、すぐに退院。そして3月11日、友人に「アンソニー・クリーン司祭との関係が同性愛だったのではないか」とからかわれたことに腹を立て、ナイフを2本用意して司祭のもとへ向かった。

Crean_2.jpgアンソニー司祭の家「Murderpedia」より

 司祭の家は母親宅に近かったため、まずパトリックは母親の元に立ち寄り、土産の鶏肉を渡し料理するよう告げた。それから目的地に到着し、開いていたドアから忍び込んで司祭の首を絞めた。もがき苦しみ、奥の部屋に逃げた司祭の顔を拳骨で執拗に殴り続けた。そしてナイフで首を切りつけ、頭の上からも突き刺そうとするが思い通りに出来ずカッとなり、探し出した斧で司祭の頭を叩き割った。虫の息の司祭は風呂桶の中に横たわっており、その光景を見たパトリックは「風呂桶には水だ」と考えて蛇口をひねる。そして死体が浮かんだり沈んだりするのを興味深く眺めていた。さらに、むき出しになった司祭の脳みそに触れ、これまでにないエロティックな興奮を感じ、その後数時間にわたりうっとりしながら死体を愛で続けた。満足したパトリックは母親宅に戻り、料理された鶏肉をペロリと平らげ、休んだという。

 司祭の遺体は、その日の夜に修道女によって発見された。以前、小切手を盗んだパトリックの逆恨みに違いないと睨んだ警察は、母親宅にいたパトリックを逮捕。パトリックはあっさりと殺害を認め、この2年間で11人を殺したと饒舌に語り始めた。

コメントする

画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。

18歳未満閲覧禁止

ここから先のコンテンツには、過激でグロテスクな表現と画像が含まれます。そういったものが苦手な方は、強い精神的不快感を覚える可能性があるため閲覧はお控えください。また、18歳未満の方の閲覧を禁止いたします。閲覧される方は必ず各自の責任を持ってご覧下さい。

閲覧しますか?