地球の磁場が急激に弱まっている? “ポールシフト”が起こる日も近い!?

7月23日、アメリカ航空宇宙局(NASA)は、2年前に過去150年で最大規模の高エネルギー粒子が放出され、それが地球に「ニアミス」していたと発表した。もし地球に直撃していれば、人工衛星や地上の電気設備に影響を及ぼし、約200兆円の損害が出ていたとも試算されている。
■ESAが地球の磁場を観測
「太陽風」と呼ばれる高エネルギー粒子は日常的に地球へ到来している。普段は地球の磁場によって遮られるが、大規模な太陽風を受けると「磁気嵐」が発生し、人工衛星や地上に影響を及ぼすのだ。逆に言えば、よほどのことがない限り、地球の磁場が盾となってくれるのだが、実は今、その磁場が急激に弱まってきているということはご存知だろうか。欧州宇宙機関(ESA)は6月、衛星により観測したデータから、その興味深い実態を発表した。
地球の磁場は、地球内部に流動体として存在する鉄やニッケルなど、電気を通しやすい金属が、誘導電流を引き起こすことで生じていると考えられている。「右ネジの法則」、「フレミングの法則」など学校で手を動かしながら覚えた人も多いと思うが、その原理だ。しかしながら、詳しいメカニズムは判明していないのが現状である。
そこで昨年の11月、ESAは地磁気のメカニズムを詳しく解明するために、3基からなる人工衛星「SWARM」を打ち上げた。これは地磁気観測用の衛星で、磁気センサーを搭載した同型の3つの衛星が連携し、地球を取り巻く磁気圏のデータを集める。これで、地球の磁場の詳細な調査が可能となった。

そして、今回発表された観測データは、地球の磁場がこの6カ月間、当初の予測の10倍のスピードで弱まっていることを示したのだ。磁場の変化を表す地図を見ると、インド洋の辺りは1月から強って(赤くなって)いるが、アメリカ大陸の周辺など広い範囲で弱まって(青くなって)いることが分かる。なぜ磁場が弱まったのか、明確な理由は判明していない。だが、この変化は「ポールシフト」の兆候であるという説がにわかに浮上している。
■ポールシフトが起こるとどうなる!?
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