【シリア】 生首を誇らしげに持つ白人少年 ― ISILに所属する父親の危険な教育 〜テロリストの誕生〜

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■オーストラリア国内のイスラム教徒へ参戦を呼びかける

【シリア】 生首を誇らしげに持つ白人少年 ― ISILに所属する父親の危険な教育 〜テロリストの誕生〜の画像2 画像は「Daily Mail」より

 オーストラリアのアボット首相は、この写真は「テロリスト国家」を建国しようとしているISILの「野蛮」な性質を実によく示していると話す。アボット首相は、オーストラリア政府はイラクのISILによって閉じ込められている何千人ものヤズィーディー教とキリスト教の人々を助ける人道的努力に加わる考えが有るとも述べた。またオーストラリアのデビッド・ジョンストン国防相は「ABCラジオ」に、彼はこの写真を「憎み」、政府が先週発表したより強固な反テロリズムの法律の必要性がより明らかになったと述べた。

 オーストラリアの野党リーダーであるビル・ショーテン氏は、この少年の写真を「衝撃的で邪悪なイメージ」として厳しく非難した。しかし、この写真を政治的目的のために使用する事には慎重で、労働党はテロ防止法の提案変更を検討しているという。またショーテン氏は「答えが必要な最も重要な質問は、『どうやってこの男が彼の兄弟のパスポートを使い、オーストラリアを出国したか』であり、彼がオーストラリアの出入国管理システムをすり抜けた事に驚愕している」と話した。

【シリア】 生首を誇らしげに持つ白人少年 ― ISILに所属する父親の危険な教育 〜テロリストの誕生〜の画像3髭をはやした若いチェチェン人のウマル・アル・シシャニ。彼は今年、ISILの全体的な軍指揮官にランクが上がった。彼は首を切る写真を称賛し、テロリスト組織から出されるビデオにしばしば現れる
画像は「Daily Mail」より

 シャルーフはまたオーストラリアのジャーナリスト達に、この戦いは「神の意思かアッラーの意志」であると主張し、彼がオーストラリアに戻ってジハード(聖戦)をはじめようと画策していることも明らかであるという。さらに彼はオーストラリアいるイスラム教徒に、イスラム国家独立のためのこの血なまぐさい戦争に参加するよう呼びかけているのだ。

 この残虐な写真を撮影、投稿したシャルーフを賞賛するウマル・アル・シシャニは、イラクとシリアを通じて多くのを引き起こしたISILテロリストグループを代表する人物と見なされ、組織の全体的な軍事司令官と理解されている。彼はハレド・シャルーフを「彼は愛すべき良い子供であり、誠実だ」と「Radio 3AW」のインタビュアーに語っている。


■否応なくテロに協力させられる子供たち

 元オーストラリア陸軍本部長ピーター・リーヒ氏は、イスラムのテロリズムは100年は続く可能性があると語る。そして彼は、「こういう写真を見れば誰もが、『かわいそうな子供たち』と思うけれど、この子供たちが次世代のテロリストになるのです。一体、何人の子供たちがテロ行為に協力させられているのでしょうか?」と「Today」紙に語った。

「我々はイスラム教過激派を注視する必要があり、自身の子供たちにこの様な残虐行為をさせるテロリストを問題にしています…中略…私は一体この少年が何を考えているか想像できません。正確に言えば、この少年の父親が何を考えているのかは全く理解できないのです」(ピーター・リーヒ氏)

 シドニーのイスラム教徒コミュニティのリーダーであるキーサー・トラッド氏は、「ISIL、そして彼らと行動を共にするグループは残忍な凶悪犯や殺人者の集まりである」と非難し「彼らはイスラム教とは何の関連もない」と述べた。

 トラッド氏は、TV番組の「Today」にオーストラリアのイスラム教リーダー達は、シャルーフと彼の子供たちの写真を非難していると語った。また彼らは、若いイスラム教徒達をISILの様な過激派グループに送る事を止めさせようと、大きな努力を払ってきた経緯も話している。

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