ボクのお尻は「野生の羊」の味がした ― 自分のお肉を食べたノルウェーのアーティスト!
かつて芸術家は、世間様から注文を受けてブツ(作品)を仕上げるオーダー・メイドの誇り高き職人だった。だが、いつしかそんな黄金時代は終わりを告げ、いまや、芸術家が自分の作りたいものを勝手気ままににこしらえる、いわば「やりたい放題」、なんでもアリのカオス状態…。そんな中、ついにアートと称して、自分のお尻(正確にはお股!)の肉を食べちゃった男性がノルウェーに出現していた! おいおい、大丈夫か?
■ほんとに、アートの最先端なの?

「そうさ、アートは全く新しい段階に到達したんだ」
こう豪語するのはアレキサンダー・セルヴィク・ウェンショール(25才)。オスロに住む現代芸術家の卵だ。親愛をこめて、以下、アレク君と呼ぶことにしよう。
今年5月、アレク君は「世界最北端の美大」として知られているらしい(だからなんだよって、ツッコミたくなる)、トロムソ美術大学大学院の卒業制作展に、なんともキテレツな作品(!?)を発表した。
自分の腰の手術の様子をビデオで上映するとともに、切除した関節の骨を展示したのだ。
学校側がよく許可したもんだと、筆者などはブっ飛びそうになったが、どうやらすっかり舞い上がってしまったアレク君、よせばいいのに、会場を訪れた新聞記者に激白してしまった。
「実を言うと、展示の前に、自分の骨付き肉も食べちゃったんだ」
このトピックス、たちまち面白おかしく脚色されて、世界中を飛び回った。かくして一躍、時の人になった彼なのだが…。
■変形性股関節症をかかえて
アレク君ったら、なぜ、こんなとんでもないことをしでかしたのだろう。と、聞くも涙、語るも涙の物語─。
彼は、生まれつき腰の骨がゆがんでいて(変形性股関節症)、身も蓋もない言い方だけれど、ヒップの形がすごくヘンだった。からかわれる。痛みもある。もちろん、走れない。歩くにも一苦労だ。幼い頃から何度も手術を繰り返してきたものの、一向に良くならない。彼の人生のほとんどが、車椅子や松葉杖とともにあったと言っても決して過言ではない様子だ。
21歳の時、医師から人工股関節置換手術を勧められた。そのとき、アレク君の脳内に、ある革命的なアイディアが浮かんだ!(…んじゃないかな…)よし、コレを、自分のアートにしよう、卒展に出そうと。
いい顔を見せない医師(あたりまえです!)をねばり腰で説き伏せて、ついに了承を得て手術が行われた。退院した彼が、切断した骨を自宅に持ち帰ったことは言うまでもない。
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