少年少女11人をレイプ・殺害した野獣、クリフォード! 絶句するほど残酷な“メッタ割り”連続殺人と滑稽な裁判!

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■裁判後に浮上した、クリフォードの疑惑! もっと殺害していた可能性が…

 RCMP(カナダ騎馬警察)の捜査官たちは、このクリフォードの提案に驚いたが、彼は動じることなく、「殺した子ども1人1人の殺害方法を詳しく話すし、隠している証拠品などもすべて渡す。信頼してもらうために、まず最初の一体の名前と遺体の場所を教える。確認できたら妻に現金で10万ドル渡し、それを自分が確認できたら残りの10人について教える」と言った。呆れた捜査官が、「お前の弁護士はこの提案をどう思ってるんだ?」と聞くと、クリフォードは「弁護士はオレのために働いてんだ。オレの言うことなら何でもきく」と笑った。

 RCMPは結局、一日でも早く被害者を遺族の元に戻し、事件を解決するために、この提案を受け入れた。地道に捜査するよりも、10万ドル払ってすべての犯行供述を得て、遺体や証拠を手に入れるほうが安いと思ったのだ。この取引はすぐには発表されなかったため、世間に公表されたときには強い批難を浴びた。遺族らは「子どもを殺したことに報酬を与えたようなものだ」と激怒し、この取引は大きな論議を醸した。遺族たちは1986年に「クリフォードの妻に支払われた10万ドルは遺族に慰謝料として支払うべきだ」と主張する裁判を起こしたが、遺族が金を手にすることはできなかった。

 クリフォードだが、1982年1月に行われた裁判の3日目で11人に対する殺人罪、すべてを認め、11の終身刑が下った。カナダには死刑がないため、終身刑が一番重い刑であり、クリフォードは重犯罪者が収容されているケベックにあるサンタ・アンヌ・ダッジ刑務所に入れられた。

 刑務所に収容された後も、クリフォードは度々ニュースになった。1997年8月23日、クリフォードは仮釈放を申請。カナダでは服役15年を過ぎると仮釈放の申請が認められ、重犯罪者に対しても服役25年経てば仮釈放を申請することができるからだ。しかし、陪審員はわずか15分でクリフォードの仮釈放の申請を認めないという判断を下し、裁判官も仮釈放を却下した。

 2005年には、「就労しているか否かに関わらず、65歳以上のカナダ国民に対して毎月支払われる公的年金」である老齢年金の支払をクリフォードが申請し、支払いが開始された。これには国民が強く反発。しかし、違法ではないため、支払いは続けられた。

 2006年7月18日、服役から25年を過ぎたとしてクリフォードは仮釈放を申請。しかし、再犯の可能性が非常に高いとして却下された。2011年9月21日、クリフォードが末期がんであり余命数週間であることが大々的に報じられた。そして、報道から2週間後の10月2日。クリフォードは刑務所で死亡したと発表。遺族は「やっと心の平安が訪れた」というコメントを発した。

 クリフォードが、なぜこんな短期間に捕まることなく11人もの子どもたちを次々と殺害できたのか。それは、彼がゲイリー・フランシス・マルクーの手口を真似したからだという説が強い。2人が起こした事件には何かと共通点が多いからだ。クリフォードが強姦殺人した5人の被害者は、ゲイリーが殺人を行った地区で行われており、そのうちの1人はほぼ同じ現場で殺害している。「いいバイトがある」と言って子どもたちを誘うという手口も同じで、最終的に首を絞めて殺すケースが多いという点も一緒。ゲイリーから、児童強姦殺人の告白を直接聞いたクリフォードは、興奮しただけではなかった。自分もやりたいと強く憧れるようになり、繰り返しシュミレーションするようになり、出所後、それを実行に移したから誰にも不審がられず次々と殺せたというのだ。

 実はクリフォード。11人の子どもたちへの強姦殺人の詳細をすべて明かし、被害者全員の遺体が回収された後、警察に「もう10万ドル(約1,000万円)払うなら、あと20人の遺体を埋めた場所を教えてやる」と待ちかけていた。警察は、クリフォードがシャバに居た期間が短いことから、11人以上は殺していないと判断し、この提案を受け入れなかったが、少なくとも、もう4人は殺した可能性が高いと報じるメディアもある。11人どころか、30人以上の子どもたちを強姦して殺したに違いないと疑う者も少なくない。しかし、クリフォードが死に、真相は永遠に闇の中となっている。

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