【日本怪事件】隣人が奏でる“延々と続く音”にキレた男 ― 栃木県警のミスが引き起こした散弾銃事件!

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 公子さんは、午後2時38分、運ばれた病院で絶命した。海老沼志都子さんは、左目を摘出するという壮絶な手術によって命を取り止めたものの、重い後遺症を負うことになった。

 計画的な犯行か、介護疲れのストレスで錯乱したのか……。死んでしまった本人に確かめようもない。被疑者死亡のまま、書類送検された。

 公子さんの夫を初めとした遺族4人は、高橋に銃の所持を許可した県公安委員長と宇都宮南署員ら3名を、業務上過失致死傷容疑で告訴した。だが、平成17年12月28日、宇都宮地検は、県公安委員長は嫌疑なし、同署員を嫌疑不十分とし不起訴処分とした。

 夫らは、高橋に銃所持を許可したのは違法として、7,700万円の損害賠償を求めて栃木県を訴えた。平成20年5月16日、東京高裁において、県が4700万円を支払うことで和解が成立した。しかし、海老沼さんの治療費は、時効ということで認められなかった。

「納得できない部分はあるが、いつまでも争うわけにはいかない」と、海老沼さんは苦渋の胸の内を明かした。「銃を許可した男の身元調査の『熟慮を要する』という言葉に裁判官が言及した」と和解を受け容れた理由を語っている。
(文=深笛義也)

■深笛義也(ふかぶえ・よしなり)
1959年東京生まれ。横浜市内で育つ。18歳から29歳まで革命運動に明け暮れ、30代でライターになる。書籍には『エロか? 革命か? それが問題だ!』『女性死刑囚』『労働貴族』(すべて鹿砦社)がある。ほか、著書はコチラ

※日本怪事件シリーズのまとめはコチラ

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コメント

1:匿名 2018年6月16日 10:09 | 返信

世の中にはコロされても仕方が無い人間も居る。

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