仰天! リアル・猫ヘリコプターが飛んでくる!?

■剥製の達人! その作品の驚くべき美しさ

stuffed5.JPGウォルター・ポッター氏の作品を紹介した「The Guardian」の記事より

 剥製と聞くと、欧米では猟の成果を示す物として家の壁に鹿や熊の頭部などを飾ったり、先にも述べたように、愛するペットを手元に残したいという気持ちから製作するイメージだが、それだけではないこともお伝えしておきたい。19世紀に一万体を超える剥製を残したイギリスのウォルター・ポッター氏(1835~1918)は、剥製を使ってジオラマのような不思議な世界を作り上げ、博物館も運営していた。

 彼の死後から52年経った1970年に博物館は閉鎖されてしまったが、その剥製の精密な造りに魅了される人は多く、作品のいくつかは買い取られ、現在でも「Museum of Everything」などで展示されているのだそうだ。ちなみにこの剥製に使用された動物は全て自然死だとポッター氏は述べていたようだが、愛護団体などからは疑いの声も出ていたようだ。

 これらの作品を見て「何てふざけた事を!」とお怒りになるのも理解できる。しかし、死んでしまった動物を剥製にしてまでも愛でる飼い主たちの気持ちもわからないでもない。とはいえ、猫のヘリコプターが自分に向かって飛んできたら猛スピードで逃げることは間違いないけれども。
(文=清水ミロ)

参考:「Mirror」、「The Guardian」ほか

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