監督がロケ地で自殺…! 原発とエロが凝縮した、いわくつきカルト映画『人魚伝説』が素晴らしすぎる!!

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――絶滅映像作品の収集に命を懸ける男・天野ミチヒロが、ツッコミどころ満載の封印映画をメッタ斬り!

【今回の映画 人魚伝説】

91ljcu3CxqL._SL1500_.jpg人魚伝説』(キングレコード)

 50年代から60年代にかけて、「海女映画」というジャンルの映画が流行っていた(「尼映画」もあったけど)。それも『海女の化物屋敷』『人喰海女』『ちんころ海女っこ』など、『あまちゃん』人気の記憶も新しい昨今ではあり得ないゲスなタイトルばかり。まだハイレグもTバックも存在していない当時、ポルノ映画ではなくても「スケチク」(着衣が濡れて透ける乳首の俗称)と「フンドシ穿いた海女の尻」が堪能できる海女映画は、世の男性にとって絶好の娯楽だったのだ。

 1984年、この「海女」という日本の伝統エロスに、『13日の金曜日』などで80年代に大ブームを巻き起こしたスプラッター映画の要素を合成した結果、予想もできない化学反応を引き起こした奇跡の邦画が公開された。それが『人魚伝説』である。今回は、この伝説のカルト映画『人魚伝説』がHDニューマスター版で初Blu-ray化&再DVD化し11月5日(水)に発売されたことを記念して、ぶった斬る!


■あらすじ

 伊勢志摩の小さな港町で秘密裏に進行する原発の建設計画。電力会社は地元の土建屋を使い、反対派の人物が乗った船を爆破する。それを目撃した漁師(江藤潤)は、事件が明るみにでないことを不審に思い、海女の妻みぎわ(白都真理)に潜らせて死体を捜すが、夫婦は何者かの襲撃を受ける。漁師は船上で殺害され、海中にいたみぎわも水中銃で撃たれ負傷しながらも逃げ延びるが、夫殺しの濡れ衣を着せられ、警察に追われる身となる。やがて真相を知ったみぎわは、復讐鬼となって夫の殺害に関わった人物を次々と葬っていく……。

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