母親に犯された娘 ― セックス・カルトの犠牲者アナベルが語る「7歳からの儀式」

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■母親からの性的暴行

 しかし、彼女にとって最もおぞましい出来事は14歳の時に起った。実母であるジャクリーンから性的暴行を受けたのだ。ショックで震えが止まらない彼女に、コリンは「気持ちよかっただろう」と言った。彼の言葉に逆らってはいけないという決まりがあったため、アナベルは死にそうな気持ちで「はい、気持ちよかったです」と答えなければならなかった。

 その後、アナベルは5歳年上のカルト信者と定期的にセックスさせられるようになり、毎晩のように行われるグループセックスにも強制的に参加するようになったとのこと。「日中はどこにでもいるような女子中学生だったけど、夜になると性奴隷にならなくてはならなかった」「自殺も考えた」と、彼女は振り返っている。


■売春を強要される

 18歳になると、アナベルはコリンの子を妊娠し、出産。その3カ月後、売春するように命じられた。彼女が産んだ子は女の子だったため、アナベルは「私がこの子を守らなければ、私のように苦しく酷い目にあってしまう」と逃亡を決意。コリンと母親のもとを去り、福祉などを頼って娘と2人の新生活をスタートさせた。

 カルトを脱出するまでに1,800以上の男とセックスをさせられたと激白するアナベルはその後、優しいパートナーにめぐり合い、現在は彼と2人の子どもと一緒に平凡だが幸せな日々を送っている。

 自分が娘を持ったことで、なぜ、母親が自分にあんな酷いことをしたのか知りたいと思った彼女は、2011年に行われた例の母親の裁判を傍聴。「コリンに洗脳されたの!ごめんなさい!」という言葉を聞けば救われると期待していたというが、母親は反省する様子もなく、彼女に謝罪もしなかった。アナベルは、「コリンも悪魔のような男だけど、うちの母親も悪魔だわ。絶対に許さない。死ぬまで許さない」と綴っている。

 アナベルは、被害者は決して自分だけではないと認識している。同書でも、コリンやジャクリーンのような歪んだ性欲を持つ汚い大人は人種など関係なく大勢おり、世界中で子どもたちが性虐待を受けているのだと指摘。常に窓にカーテンが引かれ家の中が見えない状態だったりしたら、子供たちが性虐待を受けているのではないかと疑って欲しい、警察に通報して欲しいと呼びかけている。

 7歳から18歳までの11年間、セックス・カルトにいたぶられ、1,800人もの男とセックスさせられたアナベル。この事件で服役している4人からは、彼女や被害を受けた女性たちに対する謝罪の言葉はまだ出ていないと伝えられている。

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