「世間に叩かれるなら断りたい」チャリティ番組を避けたいタレントが続出中!?

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 視聴者に広く募金を呼びかける番組を“チャリティ番組”と呼ぶ。世間では賛否両論あるこの類の番組だが、出演タレントにとってはイメージ向上につながるなどメリットも多く、誰もが出演したがる番組という印象がある。

 しかし、現実には“チャリティ番組には、できることなら出演したくない”という考え方が芸能界には浸透しているとの情報をキャッチ。早速、業界関係者に聞いてみた。

「現在、チャリティ番組と言えば日本テレビの『24時間テレビ』とニッポン放送の『ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』があります。どちらも歴史のある番組ですが、近年はそのメイン出演者選びは苦労が多いと言われています」(テレビ局関係者)

 誰もが喜んで出演しているのかと思いきや、そうでもない現実があるらしい。

「チャリティ番組に出て偽善者呼ばわりされたくないと考えるタレントさんが増えているんです。もちろん、偽善ではなく純粋な善意で出ている方も多いのですが、世間はそうは見てくれないので、チャリティに出てバッシングされるぐらいなら、最初から出ないと決め込む芸能人が増えている」(同・テレビ局関係者)

 たしかに芸能人は偽善という言葉をぶつけられることが多いものの、一方ではイメージ向上につながる印象もあったのだが、今は違うようだ。

「以前は出演するとイメージがよくなったので喜んで出てくれましたが、最近は変わってきています。東日本大震災でも募金したことを発表すると偽善者と言われるので、こっそり募金していた芸能人が多かったように、今は公に『良いことをしています』とアピールしてしまうと叩かれるんです」(同・テレビ局関係者)

 昔と今では世間の見方が変わったとのことだが、出演者選びはどのくらい難航しているのか。

「各事務所さんに出演をオファーしても、ほとんど断られる状況です。今は事務所単位でチャリティの仕事は引き受けないと考えている事務所さんも増えていますね。もちろん、一方では引き受けてくださる事務所さんもあるのですが、今後引き受けない方向にシフトされたら、チャリティ番組の出演者選びはさらに難航するでしょうね」(同・テレビ局関係者)

 番組関係者にとってはかなり厳しい状況にあるようだが、その余波はスポンサーにも広がっているという。

「偽善者呼ばわりされて、だったら最初から関わらないと考えるのは、タレントさんだけではなく番組スポンサーにもチラホラ出てきています。本来なら企業イメージの向上につながる番組のはずなんですが、今は逆に作用してしまうから…と、毛嫌いする会社も存在しています。正直、タレントさんよりもスポンサーに敬遠されるほうが痛いですね」(同・テレビ局関係者)

 出演者だけではなく制作費を出してくれるスポンサーにまで敬遠されてしまっては、いよいよ番組作りも立ちいかなくなる。放送の度に様々なバッシングも起こるチャリティ番組だが、そろそろ転換期が訪れているのかもしれない。

 しかし、募金によって助かっている人がいるのも事実である。方法を改善して人助けの側面は維持してほしいものだ。
(文=吉沢ひかる)

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