16歳少年が15人を殺害した悲しい理由 ― 家族、友人…殺しまくったエリックの「地獄の30分間」

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■「自殺したい。でもその前に2、3人殺す」

eric04.jpgエリック・ボレル「murderpedia」より

 思春期、反抗期真っ盛りのエリックだったが、相変らず家では強く反発したり本音を話すことはできず、事件を起こす1週間前、クラスメイトに「自殺したい」と打ち明けている。「自殺したい。でもその前に2、3人殺す」とつぶやく彼を、クラスメイトは薄気味悪がったが、まさか実行に移すとは思わなかった。

 消極的で根暗なエリックだったが、事件当時、友人が1人いた。17歳になるアラン・ギレメッテで性格はエリックとは正反対で、積極的で社交的だった。2人は放課後よくつるんでおり、唯一心を許せる友人だったと伝えられている。

 一方で、エリックは自宅から少し離れたキュエールに住む顔見知りの少女に、「オレは異父妹と性的関係を持っており、妊娠させてしまった」「父はがんで死んだばかり」とも言ったそうだが、異父妹は存在せず、父ががんで亡くなったというのも嘘だったため、事件直前にはかなりの虚言癖がついていたものと見られている。


■エリックの怒りと悲しみが爆発

eric0.jpgイメージYouTubeより

 

 1995年9月23日。この日エリックは、幼い頃から理不尽なまでに彼を虐待してきた、母親と義父に思いっきり反抗した。家での生活が耐えられなくなったエリックは、家出をしようと計画を立てていたのだが、義父に力ずくで阻止されてしまい、幼い頃から心にため込んできた悲しみやつらい気持ちを大爆発させてしまったのだ。

 夜の8時ごろ、エリックはまず台所にいた義父に向かって義父が所有していた22口径のライフル銃を突きつけ、4発ぶっ放した。そして、倒れた義父の頭をハンマーで繰り返し叩き、原型をとどめないほどぐじゃぐじゃに潰した。続いてリビングでテレビを見ていた11歳になる異父弟ジャンをライフルで撃ち、頭をハンマーで殴りまくった。家が静かなになったところで、エリックは血しぶきや血だまりを掃除し、母親が教会から帰ってくるのを待った。その母親は8時半に帰宅。エリックは何も言わず頭に一発銃弾をぶち込んだ。そして母親もハンマーで思いっきり殴りまくり、殺害した。

 幼い頃から家の掃除をさせられていたからなのか、エリックは母親の体から流れ出た血や脳みそなども綺麗に掃除した。そして、3人の死体にシーツをかけ、家のカーテンやシャッターを全て降ろし、ゲートも閉めた。そして、バッグに、食料と金、レインコート、乳幼児期住んでいたリモージュの地図、ゴム弾、22口径ライフルと大量の弾薬を詰め、家の外に出た。友人の住むキュエールに向かおうと車を運転したが、壁に衝突してしまい、徒歩で向かうことにした。

 並行して、エリックの母親、義父、異父弟の残虐遺体は、アンティーブで学生をしている義父の息子により発見された。滅多に顔を出さない彼だったが、この夜は実家に戻ってくることにし、深夜1時に到着。シーツに覆われた変わり果てた3人の遺体と対面したのだ。彼はすぐに警察に通報。警察は第一発見者で、家族と疎遠気味だった彼のことを疑い、事情聴取を始めた。エリックがいないことに気がつくのは発見から3時間もたった後のことだった。

コメント

1:匿名 2018年7月20日 21:47 | 返信

子供は周りの人間が救わないと。

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