「NHKだけ映らないアンテナ」研究者に聞いた! 我々が逃れられない「NHKの呪縛」とは?

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■放送利権を握り続けるNHKの次なる戦略とは?

 ただ、特許というのは永遠に権利を持ち続けるわけはない。特許はいずれ期限が切れるわけで、そうなればNHKの支配が及ばないTVが開発できるはずだが、この件に関しても掛谷准教授は、

「たしかに、特許の時効は20年です。ですから、NHKは次の規格づくりを目指しています。4K放送推進もその一環です。20年以内ごとに放送の規格が変更されれば、NHKの知財権の呪縛からは逃れることはできません

 と語ってくれた。

 つまりTV放送の技術革新に伴って、NHKは常に特許を取得し、その使用権を盾にNHKが映らないTVの製造を防ごうとしているのである。


■NHK受信料は今後どうなる?

 NHK受信料不払い運動が一般に広がったのは2004年ごろからで、度重なるNHKの不祥事に受信料の支払いを拒否する人が激増した。そして最近では、何かと世間を騒がせている籾井勝人会長の言動や、『クローズアップ現代』での“やらせ疑惑”などさらなる不祥事が相次ぐ中、受信料支払いを求める裁判で、受信契約の締結は認められないとしてNHKが敗訴するという判決が下された。

 NHKとは別に「WOWWOW」や「スカパー!」など、有料放送がちゃんとビジネスとして成立している現在、ただTVを持っているだけで受信料を徴収するというシステムは、いよいよ見直す時に来ているかもしれない。
(文=ごとう さとき)

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