【閲覧注意】「牛の解体」 ― 残酷だが美しく洗練された作業風景

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 屠殺、解体作業――。それは動物の肉を食糧にするために古来から人類の文化の中で継承されてきた技法である。屠殺はこれまであまり社会の表側で取り上げられ難い生業であったことは否めないが、今日到来したネット社会の中にあっては、屠殺とそれに続く食肉解体作業の模様もまた容易に垣間見ることができるようになった。家畜の屠殺、解体作業の模様を収めた動画は「YouTube」にも多く投稿されているが、その中でも、プロフェッショナルによる一連の作業を詳細に見せてくれるのが、今回紹介する動画だ。場所はニュージーランドのハウラキプレインズにある畜産牧場だ。もちろんのこと、とてもショッキングな映像なので、くれぐれも自己責任で閲覧していただきたい。

■急所を外さず一発で仕留める

 そこに映し出されているのは、畜産業者のプロとして、家畜を解体して“商品”にする作業だ。

【閲覧注意】「牛の解体」 ― 残酷だが美しく洗練された作業風景の画像1一発で仕留めるべく狙いを定める 画像は「YouTube」より

 鉄柵の中に囲われた“選ばれた”4頭の牛に、ライフルを持った作業員の男が近づいていく。人間に慣れている牛たちは、近づいてくる作業員に何ら気をとめていない様子だ。しかし、作業員はおもむろに銃を構えて、牛の額に狙いを定めている。小刻みに動く牛たちに、男も何度か立つ位置を変えるが、一頭の牛の真正面に来てまさに牛と目が合ったかのように見えた瞬間、引き金が引かれ銃撃音が響く。額のド真ん中に弾丸を打ち込まれた牛は、一瞬宙を浮くように4本の膝を同時に曲げてドサッと倒れて動かなくなる。さすがはプロだ。もし急所を外せばかなり厄介なことになりそうなのは素人が考えてもわかる。異変に気づいて、倒れた仲間の様子をうかがいに来るほかの牛の行動が切ない。

 男はおもむろに柵を越えて中に入ると、倒れた牛に近づきながら腰に下げたナイフを手にして牛の喉元を一気に掻っ切る。にわかには信じられないほどの切れ味で喉元が切り裂かれ、喉の奥へナイフを押し込むとおびただしい血液がバケツをひっくり返したかのようにあふれ出てくる。おそらく、“血抜き”の作業であろう。

■流れるような解体作業
 
 休憩を入れるわけでもなければ、牛の冥福を祈るわけでもなく、一連の作業は流れるように進んでいく。

 屠殺を終えた男は真っ赤なビニール製の前掛けをして、再びナイフを携えて倒れた牛に近づいていく。おもむろに鼻面を掴み頭を持ち上げると、今度は首筋の横にナイフを入れてザクザクと切り込み、アッという間に首を切断してしまう。

【閲覧注意】「牛の解体」 ― 残酷だが美しく洗練された作業風景の画像2アッという間に“二枚おろし”に 画像は「YouTube」より

 4本の足の下肢を1本ずつ切り落とし、実に器用にナイフを使って足元から皮を剥いでいく。皮と皮下脂肪の間に巧みにナイフを入れて腹部から背中のほうへと皮を途中で切れないように分離していくお手並みは見事というしかない。

 途中からは後ろ足をクレーンで吊り上げて背中を浮かせて完全に皮を剥いでしまうと、腹を深く割き、巨大な内臓を次々と取り出していく。

 あれよあれよという間に食用肉だけになって吊り上げられた牛の亡骸だが、今度はノコギリと大ナタを使って背骨を大胆に断ち切られ“二枚おろし”の状態にされる。最後にそれぞれ上下に分割されて吊り上げられ、冷蔵庫へと保管されるのだ。首の切断からここまで15分ほど。映像はここで終わっているが、ほかの3頭の牛もこのように解体されたのだろう。無駄な動きの無い熟練の手さばきに感動すら覚える。

 ベジタリアニズムも人間の立派な生きかたのひとつであるし、動物愛護の観点から屠殺を否定する主張もあるだろう。しかし人類の文化のなかで現在も継承されており、これほどまで技法が洗練されてきた屠殺、解体作業の実態をこうして目の当たりする機会も無意味ではないと思うのだ。
(文=仲田しんじ)

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