凄惨すぎた女子高生コンクリート詰め殺人事件
凄惨すぎた女子高生コンクリート詰め殺人事件 ― マスコミはいつだって被害者の人権を侵害する
■4人の少年の親
4人の少年とも、親がその役割を果たしているとは言い難かった。特に、明夫の父親は愛人を作ってほとんど家には帰らず、ピアノ教師の母親は生徒に教えることばかり熱心で、明夫には無関心だった。
また、少女が監禁されていた豊の家の両親は両方とも日本共産党員だった。共産党系の診療所に勤務していた父親は事務局長、母親は主任看護師。それだけでも大変な仕事だが、日本共産党機関誌『赤旗』の配達や集金などの党活動も担い、子どもに心を配る余裕はなかった。
事件が明らかになった後に『赤旗』は、「許すことのできない残虐な事件であり、もちろん日本共産党とは、いっさい関係がありません」と記事中で述べた。警察官や自衛官でも犯罪を犯す者はいる。それと同じように、共産党員の家で犯罪が行われたからといって、共産党と関係あるわけではないのはその通りだろう。
あまりの残虐事件に、一部の報道機関は少年らの実名を報道した。しかし、当初「少女にも責任がある」と実名で報道し、人権侵害を犯したマスコミの罪は問われていない。
(文=深笛義也)
■深笛義也(ふかぶえ・よしなり)
1959年東京生まれ。横浜市内で育つ。18歳から29歳まで革命運動に明け暮れ、30代でライターになる。書籍には『エロか?革命か?それが問題だ!』『女性死刑囚』『労働貴族』(すべて鹿砦社)がある。ほか、著書はコチラ。
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