街全体にシラミが大発生の極貧生活…! 川崎火災でみえた「ドヤ街事情」

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 精神疾患を抱えて職に就けない人や、持病がある高齢者など、「ドヤ」でも生きていけない人たちの最後の拠り所となっている。その反面、弱者を徹底的に搾取する「貧困ビジネス」が横行する場所ともなっている。

「宿泊費は簡易宿泊所の相場よりも安くて月額5万円程度。ただ、居住スペースは1.5帖ほどしかなく、カーテンとパーテーションだけで仕切られた半個室みたいな部屋がほとんどだ。宿泊費と別に、2食分の食費として約3万円を徴収されるが、出てくるのは食パンひとつに豆腐とか、ひどいものばかり。支給された生活保護費も管理人に取り上げられて自由になるカネは、月々1万円ぐらいしかない」(同)

 そんな環境だから、利用者同士のトラブルも絶えない。

「カネの貸し借りで揉めることが多い。ある入居者は、小遣いで馬券を買って、100万円当てたが、次の日には死体となって見つかった。施設の中で息絶えており、病死で処理されたが、みんな『誰かに殺されてカネを持ってかれたんだろう』と噂し合っていた」と話す。

 首都圏のベッドタウンとなっている川崎では高層マンションの建設ラッシュが続いている。

「日進町」のドヤ街に住む人々は、真新しいビルやマンションの影で、今もひっそりと日々の営みを続けている。
(文=KYAN岬)

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