地球温暖化はウソ、ホント? 地球温暖化ビジネスで得をする人は誰だ!?

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■エネルギー危機が背景にある!?

 ほかに考えられる可能性としては、石油からの脱却が挙げられるだろう。地球温暖化の危機感をあおり、風力発電や太陽電池への移行をアピールしてきた企業もあった。徐々に移行するにつれ、風力発電は供給量の不安定さや低周波被害、また太陽電池の寿命やメンテナンス問題などデメリットが浮上している。

 しかし、多少の不利益には目をつぶらなければならない事実がある。中近東の油田が枯渇し始めているためだ。海底油田も深々度は別として、掘りやすい油田は掘り尽くした感がある。もちろん石油の埋蔵量は膨大で、1000年ぐらいではなくならないという試算もある。だが、そうした未開発の石油は、埋蔵場所が深すぎて現在の技術では掘れない。掘れないのでは、ないと同じだ。

 スイスにあるシンクタンク「ローマクラブ」のレポート「成長の限界」では、石油が30年後になくなるとされている。あれもメディアの誤報で、正確には30年で現在の油井は枯渇し、石油価格は高騰する、である。そしてそれは現実になり、石油供給は不安定化しつつある。

 地球が温暖化しようがしまいが、石油に依存した社会が長くはもたないだろうということに異論はないはずだ。

 もし石油依存社会から循環型エネルギー社会へ切り替える方便として、地球温暖化がいわれたのなら? それは科学から社会に対する切実なるウソであり、そのウソに乗っても間違いはない。どちらにしろ、明日の天気さえわからない我々に地球がなぜ温暖化しているのか、その正確な理由を知ることは当分できないだろう。しかし石油がなくなるまで何も手を打たなければ、エネルギー危機から戦争が始まる、それは間違いない。人間のやることは何万年も変わらない。最後は殺し合いなのだ。
(文=川口友万/サイエンスライター/著書『大人の怪しい実験室』)

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