赤ちゃんの「へその緒」切断、3分遅らせるだけで“いい男”になる!?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント0
関連キーワード:

,

,

,

 なぜ、このようなことが起こるのか? 理由は、血液中の鉄にあった。

umbilicalcord2.JPG画像は「YouTube」より

 これは出産後、へその緒を3分間長く繋ぐことで、ママの胎盤から赤ちゃんには104ミリリットル多めに血液が注がれることになる。これは大人でいえば1.9リットルの血液に相当する。このことからも、小さな身体に、かなりの鉄が補給されるのがおわかりいただけると思う。以前の研究でも新生児の鉄欠乏は、幼児期にADHDなど学習や発達の障がいを引き起こすリスクとして指摘されている。

 しかし奇妙なことに、この発達の好影響が見られるのは男児だけなのだ。

 これについてアンデルソン博士は「鉄欠乏は男児に多いのです。女児は、より多くの鉄を内包して生まれてきますから」と説明している。

 WHOやイギリスの医療監視機関「NICE」でも、へその緒を切るのは最低でも出産後1分は待つようにアドバイスしている。また、2012年の「米国産婦人科学会」で、未熟児に対してのみ臍帯クランプを遅らせるよう採択されたが、今回の研究結果によりアンデルソン博士は「臨月で生まれた新生児についても、臍帯クランプを遅らせることは有益だと医学的根拠が示されたことになる」と述べている。

 このニュースは、日本でもすでに医学情報誌等で取り上げられているが、まだまだ知られていないようだ。そのうち日本の産院でも「へその緒カットの3分待ち」をリクエストする親たちが出てくるかもしれない。
(文=佐藤Kay)

参考:「Daily Mail」、「Reuters」ほか

関連キーワード

コメントする

画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。