金銭をめぐる家族会議のあと ― 9カ月の我が子の目を箸で突き刺した父親=中国

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 母の日と比べ商業的な盛り上がりも薄い印象がある、など揶揄されることがある父の日だったが、日ごろの感謝を伝える絶好の日として、今年も全国の父親たちはさぞ心ときめく1日となったことだろう。しかし世の中には、あろうことか自分の子供、それも赤ん坊の目玉を箸で突く父親がいるのだ。一体事件の背景には何があったというのだろう。

■父親が9カ月の我が子の目を突く

 事件が起きたのは先月5月21日午前10時頃。中国のほぼ中心部に位置する河南省の農村に住む生後9カ月の赤ちゃんチェシュアン(Qianxuan)ちゃんは、祖母のフォン・フランさんによってひどく痛ましい姿で発見された。

 チェシュアンちゃんの左まぶたのほとんどは破裂し開いて、小さな赤ん坊は体じゅうが血まみれだったという。すぐさま病院に運ばれたチェシュアンちゃんであったが、命には別条こそなかったものの負傷した左目に施せる処置もなく、左目は盲目となってしまった。

 

 チェシュアンちゃんと一緒に住む祖母フェンさんが朝、隣家に農具を借りに行こうとしたほんの数分間の間に起きた惨たらしい事件だが、なんとこれを一家の長である父親が行ったという事実をどう受け入れられようか。

金銭をめぐる家族会議のあと ― 9カ月の我が子の目を箸で突き刺した父親=中国の画像2Inquisitr」の記事より

■金銭をめぐる話し合い、統合失調症を抱えた父親

金銭をめぐる家族会議のあと ― 9カ月の我が子の目を箸で突き刺した父親=中国の画像3人民日報」の記事より

 チェシュアンちゃんが暴行される同じ日のほんの少し前に、父親であるホンレイはお金の事について家族と議論していたのだという。というのもこの家族、妻は半身麻痺のため仕事ができず、父親であるホンレイ自身も統合失調症を抱えていたため、収入源はすべて祖母が育てる農作物のみという極貧生活だったからである。

 やりくりに苦労していた父ホンレイは話し合いの場でついカッとなり、その場にいた娘に手を出したのだろうか。何の罪もない、それもわが子に手を出してしまったそうだ。あまりに気の毒なこの事件に同情と慈悲の心を傾けたのは、地元メディアによってこのことを知った住民らだった。

 河南省の人民病院で外科手術を受けているチェシュアンちゃんの治療費は約3,000元、日本円にして4万3,000円ほどだが、この家族にとってはとても払える額ではないため、地元住民と村全体が協力して資金を調達しているのだという。

 動けない妻、自らも統合失調症を抱える夫、生後間もないわが子、そして貧困――。

 身勝手な父親は、現在は精神病院に入れられている。昂ぶったがゆえなのか、あるいは統合失調症ゆえの幻覚がわざわいしたのかなど、責任の所在が問われそうなこの事件。警察による検証が進められている最中だが、何よりもチェシュアンちゃんの早期回復を願ってやまない。
(文=ODY)

参考:「Inquisitr」、「DailyMail」、「人民日報」ほか

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