【閲読注意】666回刺されて食べられた少年少女 ― ワルプルギスの夜に起きた悪魔崇拝バラバラ殺人事件=ロシア

 神がいれば悪魔がいる。神を信仰する者がいれば悪魔を信仰する者もいる。悪魔崇拝の歴史は長く、古代エジプト王国時代から行われてきた。悪魔崇拝主義者たちは世界中に存在し、今この瞬間にも密かに儀式を行っているのである。

 2008年6月末、ロシアのヤロスラヴリで15歳から17歳までの少女3人(オルガ・ポコヴァ、ヴァーヤ・クズミン、アナ・ゴロホワ)と、青年1人(アンドレイ・ソローキン)が行方不明になった。いずれも家出である可能性が低いことから、警察は何らかの事件に巻き込まれたのではと懸命に捜査を行った。しかし残念ながら8月12日、全員が遺体となって発見された。

【閲読注意】666回刺されて食べられた少年少女 ― ワルプルギスの夜に起きた悪魔崇拝バラバラ殺人事件=ロシアの画像2事件を伝えた「DailyMail」の記事より。現場にあった、逆さ十字架


■頭の皮はがされ、性器切り取られ……

 遺体が発見された場所はヤロスラヴリの森の中で、4人全員、頭部、腕、足をバラバラに切断された上で焼かれるという残虐極まりない姿で見つかった心臓はえぐり抜かれており、頭の皮ははがされ、性器も切り取られているという酷い状態で、遺体の一部は食べられたあとがあった。遺体発見現場の近くからは逆さの十字架に打ち付けられた猫の死体があり、警察はただの大量殺人事件ではないと確信した。

■666回刺した悪魔崇拝儀式

 ロシア報道機関は、遺体が発見されたその日のうちに容疑者8人が逮捕されたと報道。17歳から19歳までの少年7人と少女1人で、みな裕福な家庭の出身だと伝えた。警察は加害者と被害者の年齢が近いことから顔見知りだった可能性が高いとにらんだ。主犯は、遺体発見現場からわずか250m離れた場所に住む”グラフ”と呼ばれていたニコライ・オゴロビヤックで、悪魔崇拝儀式の生け贄のために4人を誘い出し酒で酔わせて殺害。それぞれナイフで666回刺し、遺体を切断し、切りとった性器など、遺体を焼いた火であぶり食べたと自供した。えぐり取った心臓はニコライが家に持ち帰ったと自供。その言葉通り自宅に隠されているのが発見された。

【閲読注意】666回刺されて食べられた少年少女 ― ワルプルギスの夜に起きた悪魔崇拝バラバラ殺人事件=ロシアの画像3画像は、事件を伝えた「DailyMail」の記事より。上右2人が首謀者。右から、ニコライ、アレキサンダー。女性3人と下男性が被害者

■悪魔崇拝にのめり込んだ5人

 共犯者で仲間から”ドクター・ゴス”と呼ばれていたアントン・マコビンは、「最初は神を信仰していたんだ。でも、神に祈っても金は手に入らなかった。だから悪魔に乗り換えたんだ。悪魔に祈りを捧げ崇拝するようになったら状況が良くなったんだよ」と悪魔崇拝にのめり込んでいった経緯を説明。

 2006年から、悪魔に心酔していたニコライとアントンは、”からす”と呼ばれていたアレキサンダー・ボロノフ、”死”と呼ばれていたアレクセイ・チスチャコス、”Klyk(不明)”と呼ばれていたコンスタンティン・バラノフで悪魔崇拝のグループを結成。5人で、墓場で埋葬されたばかりの女性の遺体を掘り起こし、切り刻み、心臓を切り取って食べるという儀式をしていたことも明かした。この時の遺体はあまりにも破損していたため、警察は殺人事件の被害者だとして捜査を行ったほどだった。

■悪魔崇拝にのめり込んだ5人

 その後、彼らの悪魔崇拝儀式はエスカレートし、2008年の5月1日早朝の「ワルプルギスの夜」に、猫を殺害し逆さ十字架に張りつける儀式をするように。「ワルプルギスの夜」とは、毎年4月30日から5月1日かけて中欧や北欧で行われる「魔女たちの夜」のことで、彼らはこの夜を選び猫を虐殺。

 この時、彼らはすぐに警察に見つかり補導されたが、大した問題とはとらえられずすぐに釈放されたため、「悪魔は我々の願いを聞いて下さった」と確信。さらなる願いを叶えてもらうために、生け贄として人間を捧げる決心をした。そして、ゴスに興味のある被害者たちを誘い出し、酒を飲ませ、泥酔したところを殺害。バラバラにして焼き、遺体の一部を食べたのだった。


■守られなかった儀式のルール

 宗教に詳しいロシアの専門家は、ニコライたちは真の悪魔崇拝者ではないと見ており、その理由を「通常、悪魔崇拝の儀式は13人で行うものだが、彼らは8人で行った。これでは意味がない」「儀式では、13人目が悪魔崇拝グループのリーダーでマスターの役割をするのだが、そういう基本的なルールは守らなかった」と説明。悪魔崇拝に憧れているだけで、その歴史や仕組みをよく知っているわけではない、いわゆる中二病をこじらせただけで、まだまだ未熟な子どもだと分析した。

【閲読注意】666回刺されて食べられた少年少女 ― ワルプルギスの夜に起きた悪魔崇拝バラバラ殺人事件=ロシアの画像4画像は、ニコライ「taringa.net」が伝えた記事より

 4人の若い命を残虐極まりない方法で奪った8人の未成年加害者だが、うち6人が殺人罪などで裁判にかけられた。判決は2010年に下ったのだが、一番長い禁固刑を受けたのはニコライで禁錮20年。アントンは精神鑑定で精神薄弱だと診断され精神病院に強制入院されることに。唯一の女性加害者だったクセニア・コワリョアには、禁錮8年が下ったと報じられ、あまりにも軽いのではないかと話題になった。

 悪魔崇拝に憧れ、願いを叶えてもらうために躊躇なく人を殺し人肉を食べた彼だが、果たして更正して出所できるのだろうか。出所後、罪を悔やみながらまっとうな人生を歩むことができるのだろうか。不安がる声が多く上がっている。

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