マンガ・アニメ原作のドラマが増加&失敗する理由が悲しすぎる!

関連キーワード:

,

,

,

 また、原作ものを好む上層部やスポンサーの中には、おかしな脚色を求めてくるケースも多いというからタチが悪い。

「せめて原作をそのまま映像化させてくれれば、原作ファンから怒られずに済むのですが、局の上層部は『ドラマ化するには内容を変えろ』とか『視聴率を上げるため、男しか出ない作品に女を出せ』などと言ってくるのです。その結果、原作の世界観を壊してしまう上、ストーリーも無茶苦茶な方向に進んでしまい、誰からも愛されないドラマができあがるのです。さらに、スポンサーの業種によっては原作の名シーンをカットすることもあります。たとえば自動車メーカーがスポンサーの場合、カーチェイスシーンはカットですし、飲酒もNGという具合になります」(同)

 無論、原作にあまりに忠実になりすぎても映像化した意味がないため、多少の変更は理解できる。しかし、最近で言えば『地獄先生ぬ~ベ~』(日本テレビ系)の舞台を小学校から高校に変更し、『信長協奏曲』(フジテレビ系)でもヒロインの性格が大幅に変え、原作ファンの怒りを買っていた。

 原作を変えて面白くなるならば原作ファンも納得するだろうが、変えた上につまらなくしているのであれば考えものだ。原作を使用するならば、ある程度のリスペクトも必要ではないだろうか。そして、原作のないオリジナル脚本でも楽しませてもらいたいものだ。
(文=吉沢ひかる)

関連キーワード

プレスリリース入稿はこちら サイゾーパブリシティ