【都市伝説】マンションで自殺した老人…その後相次いで目撃された●●の幽霊

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【都市伝説】マンションで自殺した老人…その後相次いで目撃された●●の幽霊の画像1※イメージ画像:Thinkstockより

 この話は筆者が体験した話だ。

 筆者は数年前まで、武道館近くにあるマンションに自宅兼事務所を借りていた。東京のド真ん中、交通の便のよさもあり事務所としていた住居人も多く、夜に学生が集まってどんちゃん騒ぎをするようなこともなかった。

 そのマンション内で、ある時、飛び降り自殺が発生した。命を絶ったのはマンションにひとりで住んでいた高齢者の男性。管理人の話によれば、警察、消防、鑑識関係者の調査の結果、事件性はないとのことで自殺と判定されたという。関係者が死体を片付け、その後、清掃関係者が事件現場であった中庭を清掃したため、そこには事件の痕跡はなにも残らなかった。

 痛ましい出来事だったが、日々の生活に追われる住居人たちは、いつしか事件を忘れていた。

 しかしある日から、住人たちの中でマンション内で「深夜帰宅すると、頭部が割れ脳みそが零れ落ち頭蓋骨が見えているヨレヨレの老人の幽霊を目撃した」、「老人が、スーっと移動して消えたのを見た」と、不思議な目撃談が相次いだ。

入れ歯を探しまわる幽霊?

 あまりにも目撃者が多いため、管理人に相談をしてきた人も少なくなかったという。このマンションは、清掃関係者も毎日入っており、目立つところにゴミが落ちているような環境ではなかった。

 住人たちが戦々恐々となっていたある日のこと、管理人が筆者を手招きして管理人室に呼び入れ、先日の自殺の件でとんでもない裏事情を話してくれた。

 警察関係者が中庭を片づけた翌々日、中庭の見回りしていた管理人は、一列に並べられた数十個の長方形プランターのひとつから「入れ歯」を発見したという。

 自殺を図ったAさんが「入れ歯」をしていたことを管理人は知っていた。彼は見つけた「入れ歯」を一度は警察に届けようかと考えた。しかし、見つけたのは殺人事件に使われた刃物などではない。今更警察に届けたことで、面倒な書類を書かされるだけだと思い直し、彼は適当に手を合わせ、燃えるごみの中に捨ててしまったというのだ。

 この管理人は、「『入れ歯』を捨ててしまい悪いことをしたな。いずれ、オレを襲ってくるかも…」と話しつつ、怯えていた。

 後日、管理人は、現在の住居人には知られないように、そっと玄関前で線香をたいてお参りしたそうだ。それ以来、マンション内を徘徊する「入れ歯」を見た人はいなくなった。

 余談だが北関東、東北関係者の警察関係者たちの話によると、多いときなどは1日3回以上、高齢者の死亡事故があり、そのたびに自殺か、事故かの判断にかなりの時間を要するそうだ。場合によっては、何日も現場検証が行わることがあるという。Aさんの事件は比較的スムーズに自殺と断定されていた。もう少し、関係者が時間をかけて検証していれば、「入れ歯」が発見され、後日、住民たちに目撃されることもなかったかもしれない。
(文=traveling編集部)

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