声優業界からブスが消える日! 記者が目の当たりにしたブスへの仕打ちと裏事情

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 昨今、声優が登場する舞台挨拶やファンイベントでは黄色い声を耳にする。内田真礼や雨宮天など、若手声優がアイドル並の人気となり、あくまで“声”がメインの声優業界は、いまや歌手活動やグラビアなどのビジュアル重視の仕事も増えている。

 だがそこにはちょっとしたトラブルが発生することもあるそうだ。声優イベントを担当した芸能カメラマンは、「10人くらいが登壇する予定のイベントがあったんですけど、イベント前には全員ピンショットOKと言われていたんです。ところが、当日になってそのうちの1人がNGになったんですね。まぁそれはよくあることなんですが、それから開始予定時間になっても登壇者が出てこない。司会者が場をつなぐんです。30分が経ち、1時間が経ち…。やっと出てきたと思ったら、同時に全員ピンショットNGっていう通知が出たんですよ。あの時はさすがに参りました」と語っている。

 これにはもちろん、声以外の調子の悪さが影響していた

「掲載はしなかったけど、最初にピンショットNGだった人をアップで撮ってみたんですよ。ロリコン的なキャラクターの女の子だったんですけど、小皺が多くてね。肌もガサガサ。NGだった理由がなんとなくわかりましたよ(笑)」(前出・同)

 今年3月25日の『ナカイの窓』(日本テレビ系)に出演した声優の牧野由依も「最近のオーディションは、プロフィール提出のときに全身写真と顔のアップを送る必要がある」と暴露。一緒に出演していた野沢雅子や神谷明は「おかしい」「僕らのころはなかった」と首をかしげていた。

 1980年代末のテレビアニメ『鎧伝サムライトルーパー』に出演した5人の男性声優で1989年に結成したユニット『NG5』が人気を集め、アニメブームが到来。その後、林原めぐみや水樹奈々、宮野真守、茅原実里といった声優アーティストが頭角を現し、金田朋子などのトーク力の高いバラエティ声優も現れた。学園恋愛ゲームやアイドル系アニメなどのメディアミックスが盛んとなり、キャラクターと声優を同一化するファンも増えている。ある種、声優業界は過渡期を迎えているのかもしれない。

「ジャニーズのタレントなどはネットでの写真掲載をNGにしていたこともあるなど、肖像権におけるマネジメントは一貫して厳しく管理されていました。ところが、声優業界はジャニーズなどの老舗芸能プロに比べると、取材イベントの対応などに後塵を拝しているのは間違いないでしょう。今後、アイドル声優路線は続いていくでしょうし、イベント会社や事務所も芸能事務所的手法をまだまだ学んでいく必要があり、ビジュアルマネジメント等をきっちりする必要があるのではないでしょうか」(前出カメラマン)

 声優のタレント化に歯止めは利かないようである。
(文=加藤宏和)

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