格闘ゲーム×エロ漫画!? エロスとタナトスが交錯する狂気の格闘ゲーム大会『エロレボ』!!【前編】

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 一部では『狂気の大会』とも呼ばれているというこのエロレボは、何故ここまでの盛り上がりを見せたのか――。第4回が8月22日に開かれると知った筆者は、そのカルト的な人気の秘訣を探るべく、この大会を主催する実行委員会の4人に話を聞いた。

――今回はインタビューを受けてくださり、ありがとうございます。ぶしつけではありますが、まず皆さんのお名前と、肩書等がございましたらお教え頂ければと思います。

廃墟(以下、廃):実行委員会会長の廃墟です。

背徳(以下、背):実行委員会副会長の背徳です。

TackN(以下、T):実況と配信を担当するTackNです。

ヒュウラ(以下、ヒ):広報担当のヒュウラです。

――ありがとうございます。最初にお伺いしたいのは、このエロレボという大会を開催しようと思った経緯はどういったものだったのでしょうか?

背:元々、身内が優勝できるような大会を開こうと思っていたんですよ。僕らは中級者なので、普通の大会だとベスト4には行くんですけど、優勝はできなかったんです。それで、どうせやるなら面白い大会にしようと、色々ルールを考えたんですね。

廃:嫌な奴レボリューションとか(笑)。

――嫌な奴レボリューション!?

背:そうそう(笑)。嫌な奴だと思っている人を勝手に皆で挙げていって、選ばれた人に一方的に出場を要請ってやつです。それはさすがに企画倒れになった(笑)。それで、最初はヒュウラ君のTwitterでのハンドルネームの命名権を優勝者に与えるという『しゃぶレボリューション』っていう大会をやっていたんですよ。

――なるほど。

ヒ:最初は、大会じゃなくて普通に各々のネーミングライツを賭けてやった個人の試合を行ったんです。そこで負けて“ちん○こしゃぶ太郎”って名前にさせられたんです。それが面白かったみたいで、大会で名前を付ける権利を賭けることになりまして…。それからも色々酷い名前を付けられましたね。

込山:(笑)

――それは災難でしたね…(笑)。

廃:ただそれも、何回かやったらマンネリ化してしまって。それで、何か新しいルールの大会をまた開こうってなったとき、僕が冗談で「エロ本好きな強者が集まって、一人一冊己が推すエロ本を賭けて戦い、優勝者の推薦した本を参加者が強制的に買うって大会、面白くない?」って言ったんですよ。

背:完全に冗談のノリでしたね。

廃:そうしたら、たまたまその話し合いを行っていたSkypeの会議通話に、エロ本が好きな人が多くいて、盛り上がりまして。

背:その時は冗談で終わったんですけど、実際面白そうだから色々細かいルールを詰めてみようかって話に後日なりまして、それで最終的にやってみようということになったんですね。

廃:実際、おふざけ大会なんですけど、開催することで出版社や漫画家の人が潤うなら、経済効果も生まれるかなと。

――そのエロ本といえば、近頃の若い人はあまり読まないイメージがあるんですよ。私の20代前半の知人は、「買ったことないし、友人で買っている人もいない」って言っていました。実際、今ってスマホやパソコンで視聴できる無料動画なんかが一杯転がっていますし。特に成年漫画なんかは、かなり苦境に立たされているジャンルではないかと思うんですが、皆さんはどういう経緯でそれらを嗜むようになったんでしょうか。

背:そうですね。僕は18歳の時に友人が『COMIC阿吽』(※1)を学校に持ってきていまして。そこに掲載されていた師走の翁先生の『精装追男姐』っていう作品を読んだんですよ。イジメられていた男の子のチ○コが取れて、感覚を共有しながら持ち運べるようになるって話なんですけど(笑)。その時に、僕らが小っちゃい頃のエロ漫画に比べて、すごい絵が綺麗だなって思ったんですね。正直、昔のエロ本って絵が劇画調だったり、グロかったりっていうのが多いイメージがあったんですよ。でも今はこんなに絵柄も洗練されているんだと思って、そこからハマりました。

廃:僕は大学に入ってからですね。高校の時から同人誌が好きでして。もちろん、R18のものは当時買えないので、健全なものを買っていましたが、その頃からそういう成年漫画みたいな本があるのは知っていまして。格ゲーの方も当時は『北斗の拳』(※2)、を中心にやっていたんですが、そんな時に『ホットミルク』(※3)に『当店甘え禁止となっております』っていう漫画が載ったんですよ。これが、北斗の有名プレイヤーであるK.I(※4)さんを元ネタにしたキャラクターが出ているって話題になりまして。今まで、そういう漫画ってもうヌキネタ100%みたいなものばかりだと思っていたんですけど、全然こういうパロディとかもあるんだなーと思って、成年漫画を買うことに抵抗が無くなりましたね。

ヒ:まあ、僕は未だにそういう成年漫画は買う方ではないんですよね。好きな作品のエロ同人はたまに買いますけど。

――え!?

T:僕もエロレボに携わる以前は、まったくそっちに興味なくて。自分の家にエロ本がないのが誇りでしたからね。

込山:(笑)

T:まあ仰る通り、インターネットにいくらでも無料のエロが転がっていますからね。ちょっと検索すれば、オカズには事足りないじゃないですか。わざわざ買う必要ないんじゃないかなと思っていました。

廃:まあ、この2人はあくまで運営サイドですので(笑)。
(取材=阿佐美UMA)

■ヒュウラ氏のサイト『ぐるぐるムーブメント』

【中編へ続く!!】(中編は8月21日18時配信予定)

(注釈部分)
※1…ヒット出版が発行している成年漫画雑誌
※2…セガが開発した対戦格闘ゲーム。同名の漫画を原作としている
※3…コアマガジンが発行している成年漫画雑誌
※4…コンボや立ち回りの精度の高さから「精密KI械」の通り名もある北斗の拳を代表する有名プレイヤー

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