LSD服用時と同様の「サイケデリック幻覚」が見られるメガネ

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■“健康的ドラッグ・カルチャー”が生まれるかも!?

 光学的な“幻覚”についての研究は近年進んでおり、1分ほど見続けるだけでその後数秒の間、現実の景色が歪んで見える映象なども制作されている。代表的なものが下記の動画だ。なお、光過敏性てんかんなどの症状をお持ちの方の観賞はご遠慮いただいているのでご注意を。

「Eye – Optical illusion」 動画は「ScienceForum」より

 動画の中央に現れる文字を確認して声を出して読み上げることで、より効果的な幻覚を見ることができるということだ。これは動体目視後遺症(motion aftereffects)と呼ばれる残像現象で、この状態にあると静止した物体も動いているように見えるということだ。

 LSDを服用した際の幻覚とこれらの光学的な幻覚は比較のしようもないのだが(!)、LSDは1963年まではアメリカで市販されていた薬剤で、マリファナと共に60年代~70年代のアメリカのヒッピー文化に大きな影響を与えたドラッグである。当時の常習者、服用者の多くの体験談からLSDは“サイケデリック”な幻覚を見ることができるといわれており、一部の画家や作曲家、小説家などが実際にLSDを服用して創作活動を行なっていたことも知られている。LSDは当時のクリエイターにとって“創作活動の源”でもあったのだ。

 もちろん現在ではLSDは各国で厳しく使用を禁じられているが、光学的な幻覚がもし創作活動を触発するものになるとすれば、今後新たな“健康的ドラッグ・カルチャー”が生まれるかもしれない!?
(文=仲田しんじ)


参考:「Daily Mail」、「Oddity Central」ほか

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