人類を滅亡から救うのは“イエスの血を引く”日本人!? 謎多き「死海文書」に秘められた戦慄の預言とは?

DeadSeaScrolls_6.jpg画像は「Wikipedia」より引用

■死海文書に記された「真実」とは?

 1947年に発見されてから、「死海文書」はなかなか一般に公開されなかった。現在も全容がわからないというが、解読に時間がかかりすぎているのも事実だ。そのため、「バチカン(キリスト教の総本山)にとって都合の悪い事が書かれていたから公開が阻止されたのではないか」という陰謀説まで流れることになる。

 これまでの解説から、「古代ユダヤ教エッセネ派=クムラン宗団=原始キリスト教」という図式が成り立つことはお分かりだろう。バチカンは「キリスト教の教義が、ユダヤ教の一派から派生したものに過ぎない」という事実を認めたくなかったという話もあるが、どうやらそこまで単純な話ではなさそうなのだ。

 クムラン宗団は、救世主を待ち望み、終末思想に傾倒していた。彼らによると、「光の子」と「闇の子」の最終戦争が起こり、人類は大厄災に見舞われるが、その時2人の救世主が現れるという。「アロンのメシア」と「イスラエルのメシア」である。一説によれば「アロンのメシア」は、クムラン宗団の末裔から現れる。そして、もう1人の「イスラエルのメシア」が、なんと日本人だとする考えがあるのだ。

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キリストの墓(青森県三戸郡新郷村)
画像は「新郷村ホームページ」より引用

 イスラエルの民は当初、12の支族から構成されていた。だが、北のイスラエル王国(10支族)と南のユダ王国(2支族)に分裂。紀元前8世紀頃、イスラエル王国はアッシリアによって滅ぼされ、10支族はアッシリアに連行された。しかし不思議な事に、その後10支族は消息を断ってしまうのだ。では、彼らは一体どこに行ってしまったのか? 世界各所に散らばったと言われているが、その一部が日本に渡ってきたという説がある。これが「日ユ同祖論」だ。この「日ユ同祖論」が囁かれる裏には、日本の言語や宗教儀式などにユダヤの痕跡が感じられたりする背景がある。

 確かに、青森にはキリストの墓があるという伝説も残されている。ゴルゴダの丘で処刑されたのは身代わりとなったイエスの弟イスキリであり、イエス自身はその後、日本に渡り十和田湖辺りで106歳まで生きたというのだ。「イエスの血を受け継ぐ日本人が、人類を滅亡から救う救世主となる――」。死海文書にこのような預言が記されていたとすれば、日本人を神格化させたくない白人至上主義の闇の勢力は、たとえどんな手を使ってでも隠匿しようとするだろう。


 クムラン宗団は、旧約聖書の『ダニエル書』を特別視していた。ダニエル書は「終末の予兆が始まってから、約70年後に世紀末の大破局が来る」と伝えているという。イスラエルの建国が、死海文書が発見された翌年の1948年。それから数えて約70年後の2017年~2018年に、いわゆる「人類滅亡ハルマゲドン」が起こることを示唆しているのではないだろうか? その時、クムラン宗団の預言通り日本人が救世主となって人類を救うのか――? Googleとイスラエル博物館とが共同で進める「死海文書」のデジタル化計画にともない、2011年からネット上で全文公開が開始されている。真実が明らかになる時は、そう遠くはないのかもしれない。


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★白神じゅりこ
オカルト作家・コラムニスト・ライター。ジャンルを問わず幅広く執筆。世の中の不思議を独自の視点で探求し続けている。
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