「歯のない娼婦」をバラバラに!!  連続殺人鬼フリッツ・ホンカの特殊な性癖

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■捜査線上に浮かび上がる“小柄すぎる男”

 この事件から4年後、アパートの火事がきっかけとなり、複数体のバラバラ遺体が発見された。刑事はガートルドの残りの遺体はここにあると確信。事件は早く進展するだろうと密かに期待していた。

 このアパートの屋根裏部屋は空き部屋だったが、その隣の部屋にはフリッツ・ホンカという40歳の夜間警備員が住んでいた。ドイツは、男性の平均身長が180cmだが、フリッツは165cmと小柄、また世間に不満を抱えているような醜い顔をしていた。一度見たら忘れられないような風貌のため、地区をパトロールしていた地元警官は彼のことを知っていたが、重犯罪をするような男ではないと見くびっていたという。刑事は焼けこげた屋根裏部屋を、心配そうに覗くフリッツを拘束。警察署に連行し、尋問を開始した。

■フリッツ・ホンカツの生い立ち

 フリッツは1935年7月31日、9人兄弟の上から3番目に生まれた。大家族だったため、家庭は貧しく、彼は生後間もなくして孤児院に預けられた。当時のドイツは殺伐としており、孤児院の生活も暖かいものではなかった。またフリッツにはどもりがあり、また斜視のような目やつぶれたような形の鼻などの外見をネタにされ、学校でいじめを受けていた。

 父親はフリッツを孤児院から呼び戻すこともあったが、重度のアルコール依存症だったため、彼の世話を一切することなく、それどころか幼い彼に無理やり酒を飲ませることもあった。度々暴力も振るわれていたためか、幼いフリッツは暴れる父親に恐怖心を抱きながら酒を飲み続け、大人になる頃には父親同様の大酒飲みへ成長していた。

 目立たぬようにと怯えながら成長したフリッツは働ける年になると、ドイツ国内を転々とし肉体労働者として働いた。ハンブルクに来たのは1956年、彼は21歳になり、賃金の良い仕事を港で見つけ、定住するようになっていた。


■家庭を持つも止まらない飲酒

 この翌年、フリッツには恋人ができ結婚。妻もフリッツ同様、酒豪でふたりは毎晩浴びるように酒を飲んだ。妻との間には息子も誕生したが、フリッツは酒が原因で失職。大黒柱の収入がなくなったため、それまでの住居からは追い出され、一家3人はホームレスシェルターに入った。シェルターはひどい場所で、住民たちは酒を飲んでは殴る蹴るの喧嘩を日夜繰り広げていた。

 その時には、フリッツと妻は離婚したかと思えば復縁するなど、複雑な関係を継続していた。しかし、結局フリッツの浮気が原因で妻は彼の元を去っていった。フリッツは自分の浮気を棚に上げ、妻に見捨てられたと激怒。時が経つに連れ、怒りの矛先は、元妻から世の中の女性全員へとシフトし、彼は何気ないことですぐに怒り出すようになった。独り身になった彼は港に戻り、夜間警備員として働き出し、風俗街近くの小さなアパートも借りた。フリッツはこのアパートをポルノ雑誌の切り抜きと人形で飾った。

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