【TBS・ブルーリボン問題】実在していた!? ブルーリボンをつけた“買春疑惑”の問題議員

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TBS0907.JPGTBS公式HPより

 TBSが8月31日に放送したドラマで、北朝鮮による拉致被害者救出運動のシンボル、ブルーリボンバッジを悪徳政治家役の演者の胸につけたとして批判が高まっている。TBS側は、「他意はなかった」と公式HPを通じて釈明したが、ブルーリボンだけでなく拉致被害者救出運動のイメージ低下にもつながりかねない事態に、ネット上では「印象操作では?」「不注意にしては意識が低すぎる」との指摘が相次いでいる。

 ブルーリボンは、国交のない北朝鮮に連れ去られた拉致被害者を思い、北朝鮮とつながっている「空」と「海」、そして、日本へと続く空を見上げ、帰国を待ち望む被害者と家族との再会の日を想定してデザインされたものだ。バッジは被害者家族や支援者、超党派の国会議員で組織する「拉致議連」の国会議員らが着用。安倍晋三首相や菅義偉官房長官らも着用しており、テレビで目にしたことのある人も多いはずだ。

■あの問題議員も着用していた!!

 昨年7月に始まった北朝鮮による拉致被害者らの再調査は現在も調査結果が届かず、被害者家族や支援者は解決を求める世論を高めるため、各地で署名活動や講演を行い、解決への協力を呼びかけている。そのような状況に水を差しかねない、今回の事態。24歳のときに鹿児島県から拉致された増元るみ子さんの弟、照明さん(59)は「ブルーリボンバッジのイメージが悪くなるだけではなく、拉致被害者救出運動のイメージまで低下させる」と指摘する。ただ、ブルーリボンを着用した“問題議員”はドラマのなかにかぎったことではない。

 未公開株をめぐる金銭トラブルや未成年男性の買春疑惑が浮上した武藤貴也衆議院議員もブルーリボンを着用しており、一連の問題をめぐる報道ではブルーリボンが何度もテレビ画面に映し出された。ある被害者家族は「ブルーリボンをつけて拉致問題を後押ししてくれるのはありがたい」としたうえで「自分たちもブルーリボンをつけるときは後ろ指を差されるような行動は取らないようにこころがけている。政治家の方にもブルーリボンをつけるときは、自覚を持ってほしい」と話した。

■なぜTBSは“ブルーリボン”を着用させたのか!

 様々な問題にまで波及したこのブルーリボン騒動。ではなぜ、拉致問題とは関係のないドラマで、TBSはわざわざ“悪役”として描かれる人物にブルーリボンを着用させたのか。

 TBSに抗議を行った荒川区の小坂英二区議によると、TBS側は番組を制作した会社の美術・小物担当者が「政治家っぽい雰囲気を出すため」にブルーリボンバッジの着用を提案。TBSの担当者も提案を受け入れたといい、「ブルーリボンバッジや関連する運動に悪意など持っていない」と説明。ブルーリボンバッジは支援組織「救う会」のホームページ経由で購入したという。しかしこれに対し、小坂区議は「ホームページを見ればバッジにこめられた切ない想いと怒りと決意がわかるはずだ。それを分かって使用するのは常軌を逸している」と指摘する。

 ブルーリボンを“政治家のシンボルマーク”としか認識していなかった担当者の思慮不足が今回の問題の一因であることは間違いないだろう。「ドラマのTBS」と言われて久しいが、金看板に恥じぬような番組作りを心がけてもらいたいものだが…。

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