遂に火星で「火星人の基地」が発見される?
水や大気が存在することから、数多くのSF(サイエンス・フィクション)の舞台となってきた火星。NASAの重大発表に先立ち、超常現象を追うYouTubeチャンネルが、火星に潜む知的生命体の存在を暴き出していた。
■荒野に埋もれた生命の記憶
乾いた砂と岩石が折り重なる、酸化鉄の大地。薄い大気の層をつらぬく太陽光は、昼夜の気温差を実に摂氏120度に至らしめ、地表の割れ目から吹き出す大量の二酸化炭素が、突如として猛烈な砂嵐を巻き起こす――。
我々が火星について抱くイメージは、不毛の一言に尽きると言ってよい。しかしながら、多くの研究者たちは火星に残された生命の痕跡を求め、その発見に精力を傾けている。彼らの努力を裏付けるものは、火星の地下に眠る巨大な氷河の存在だ。生命の存在に欠かせない“水”が、火星には存在しているのだ。
■NASAの重大発表「氷河は溶け出していた」

9月28日、アメリカ航空宇宙局・NASAは、火星の水にまつわる重大な発表を行った。長らく固体としてのみ存在していると考えられてきた火星の水は、短期間ながら液化し、地表へ流れ出しているというのが発表の要旨だ。
遠い過去のなごりに過ぎないと考えられてきた、地表に刻まれた無数の筋は、干上がった火星の川の跡で、季節の移り変わりによって豊かな流れを取り戻し、絶えず上書きされていることが明らかとなった。
NASAにおいて、火星探査プログラムを率いるマイケル・メイヤー(Michael Meyer)氏は語っている。
「数年にわたり、複数の観測機が解明に挑んだ謎でしたが、凍えた砂漠の惑星の表面における液状の水の存在が、いまや我々の知るところとなりました」
「火星での生活を支える方法と、将来それを成り立たしめる資源について、我々は更に研究を深めることになるのではないでしょうか」
■いかにして乾季をやりすごすか?
液化した水の存在によって、現実味を帯びる人類の火星進出。同様に、火星に息づく生命発見への期待も、やはり高まってくる。
「クマやヘビが行う“冬眠”のような形で火星の冬(=乾季)をやり過ごし、氷の融解に備える生き物がいるとするならば、彼らが命をつないでいる可能性がある」
NHKの取材に対して、国立天文台の副台長を努める渡部潤一教授は上記のような見解を示し、生命発見への期待に答えた。もはや地球外生命体の発見まで、秒読みに入ったと言っても過言ではない。それは単なる微生物に過ぎないかもしれないが、無数の小説家や映画監督がこぞって表現してきた、地球を離れた命であることに変わりはないのである。
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