緊急インタビュー! 巨大地震を的中させまくる木村政昭・名誉教授が語った、“危険度MAX”な場所とは!?

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InterviewKimura_3.jpg画像は「Thinkstock」より

■川内原発と桜島のカルデラ破局噴火

――8月11日に、九州の川内原発が再稼働しました。日本には原発がたくさんありますが、地震や噴火が起きた時に、原発事故がもっとも懸念される地域というのは、どこになりますか?

木村氏「原発との関係は詳しく調べてはいないのですが、火山に近いか近くないかで判断していくと、九州地方はほかの地域より危険度が高いと思います。ただし川内原発にしても、たとえば桜島からの距離は52kmほどありますから、そこまで影響はないだろうと予測されます」

 しかし、それはあくまでも「通常の火山噴火」の場合であり、過去の記事でも紹介した地下のマグマが一気に噴出する壊滅的な噴火、つまり「カルデラ破局噴火」が起きた場合、どうなるのだろうか?

――いま、非常に大規模なカルデラ破局噴火が話題です。

木村氏「現在破局噴火が予測されているのは、桜島ですね。もしも現実のものとなった場合には、原発に影響が及ぶ可能性もあると思います。ただ、その噴火が必ず起こるかどうかを断定できる人はいないと思うのです。誰も経験したことのないものですから、十分注意はしなければいけないと思いますが……」

――日本では、破局噴火が7300年ほど発生していません。そういうタイムスパンで考えれば、そろそろ起きてもおかしくないと考えることもできるのでしょうか?

木村氏「破局噴火が桜島で起きるかどうかという点は、東大の後輩である巽好幸(地球科学者、神戸大学教授)君が若手だった時に言い出したことで、当時は注目されていませんでしたが、現在は『破局噴火の可能性も絶無ではない』という認識が火山学者の間で広まっているようです。ただ、過去の状態というのがわからないもので、非常に悩ましいところです」


■伊豆諸島沖地震の予測

――本書では、先生が以前から予測されていた伊豆諸島沖地震について、三原山の火口湖の水位に注目すべきと書かれていますね。
(注:木村氏が予測する伊豆諸島沖地震の規模はM8.5で、時期は2012±5年、危険度メーターは“5″)

木村氏「火山噴火と地震は密接に関係していて、結局、太平洋プレートが日本列島側に動いてくる時の“押す力”が引き起こしているんです。これはどういうことかと言うと、太平洋プレートが日本列島を押すことで、火山の下にあるマグマ溜まりが潰され、上がってきて吹き出したのが噴火であるということです。逆さにしたスポイトを想像していただきたいのですが、その丸いゴム球の部分、つまりマグマ溜まりを太平洋プレートが押すことで、中にある赤インク(マグマ)がギューッと上がって、ピューッと出たのが噴火。そして、この“押す力”が強ければ強いほどプレート境界がズレやすく、大地震につながりやすい。

そうだとすれば、最初に反応するのは内陸の火山で、さらに押してくるとプレート境界がガタンとずれて大地震になるはずですよね。これが「木村モデル」と呼んでいるものなんです。ですから、この現在の状況は内陸側の火山活動が活発化してきている時期に当たるように思えますね。

私は、このような噴火と地震との関係を世界で初めて科学誌『Nature』に発表しました。意外に思われるかもしれませんが、私がまだ東大の学生だったころには、地震と噴火は関係ないとされていたのです」

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