日本奇習紀行5

奇習! 「肉欲男たちの慰み」となった山羊とエイ=秋田県

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【日本奇習紀行シリーズ 5】秋田県

奇習! 「肉欲男たちの慰み」となった山羊とエイ=秋田県の画像1※イメージ画像:Thinkstockより

 この国の長い歴史を紐解いてみると、かつて、日本の至るところで深刻な嫁不足が発生していた折に、「たわけ」の語源となったとも言われる「田分け」の風習がはびこっていた。これは、男性が人目を忍んで田畑へと分け入り、牛馬や山羊といった家畜の生殖器を人間の女性に見立てて、自らの劣情を満たすものだ。この行為を行う者が、農村地帯に数多く出現したという。

 それは現代で言うところの獣姦行為そのものである。多くの人々が知るように、こうした奇習は世界各地に確認できる。たとえば、かつて欧州諸国で外洋向けに運用されていた艦船において、遠洋航海の際に、メスの山羊を伴っていたという記録も存在しているほどだ。

 つまり、日本の農夫たちにとって牛馬などの家畜は、女人との行為を代替できる数少ない「慰み」の対象であり、また、欧州の船乗りたちにとって山羊は、長い航海の最中、乳で食欲を満たしてくれ、さらに夜な夜な肉欲までをも満たしてくれる、そんな“旅の友”であったというわけだ。

 さて、原作・雁屋哲、作画・花咲アキラの人気漫画『美味しんぼ』(小学館)でもかつて紹介されていたように、広島県・岡山県に跨るように広がる備北地域を中心とする中国地方の一部の地域においては、古くから、鰐(わに)料理と呼ばれる郷土料理が存在している。同漫画でも触れられているように、この「鰐」とは、動物園などで見ることができる爬虫類のワニのことではなく、主にサメのことを指し、それが「ワニ料理という名のサメ料理」のことだ。

 なんとも不思議な代物だが、実はこうした料理そのものは、全国的に見ると、さほど知名度はないものの、各地の沿岸部や、島しょ部において、今なお少なからず存在していることが確認できる。しかし同時に、こうしたサメやエイを食する地域で暮らす漁師の中には、農村地帯における「田分け」の風習と同様、かつて、その排泄器官をヒトの女性器に見立てて行為に及び、漁の合間の密かな悦楽としていた者も少なくなかった

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