まじかよ、もうすぐ宇宙滅亡? LHC実験による「現存するパラレルワールド発見」間近で

まじかよ、もうすぐ宇宙滅亡? LHC実験による「現存するパラレルワールド発見」間近での画像1画像は、Thinkstockより

 神の粒子と言われた物質に質量をもたらす「ヒッグス粒子」を発見した、欧州原子核研究機構(CERN)が所有する世界最大の加速器「大型ハドロン衝突型加速器(LHC)」がそう遠くないうちにパラレルワールドを発見するかもしれないという驚きのニュースが流れた。今我々が存在しているこの世界とは別に、違う次元に存在するパラレルワールド。もし発見すれば物理学の歴史だけでなく、現存する様々な概念が書き換えられることになるだろう。

■解明すると宇宙の破滅を招く死の実験?

 スイスのジュネーブ近郊の地下約100mに設置されたLHCは、毎秒何億回も粒子を衝突させ、多元宇宙論の鍵を握ると考えられている「マイクロブラックホール」の謎を解明するために全力で稼働中だ。今年の6月から集められたデータは現在解析中である。なんせ1秒間に数億回の衝突によって発生するデータは大半が切り捨てられても1秒あたり100万GBという途方も無い数字、これを解析するために研究所にはスーパーコンピュータが並んだ巨大なデータセンターが併設されているにしても、そうすぐに結果が出せるものではない。

 理論物理学者スティーブン・ホーキング氏をはじめ、

 この研究を続けていくと最終的に宇宙が崩壊する

 と批判する科学者たちもいるが、「CERN」はこれまで誰も成し遂げられなかったこの実験によって宇宙の解明に繋がると反論している。ホーキング博士がこのような警鐘を鳴らすのは、統計的にヒッグス粒子があまりに不安定な為、仮に実験の中で安定状態に近づけることに成功すると、真の真空状態が生じ、より低エネルギーの真空が光速度で膨張することで宇宙全体が破壊さてしまうと考えているからだ。

これはすなわち、しかし、実際にはホーキング博士の指摘通りになる可能性は非常に低いとされているのだが……。

■多次元世界は科学というよりむしろ哲学!?

 CERNの研究員ミール・ファイザイ教授は、以下のように述べている。

つまりは、何枚もの紙が平行に存在しているようなものなのです。ここでは、『縦と横』だけを持つ二次元の物体が三次元に存在していることになりますが、パラレルワールドはそれより高い次元に存在しているということなのです。我々は、重力が違う次元に流出することも想定しています。それと同時にマイクロブラックホールが生成される可能性があるとも」。

 さらに「通常、人々が多次元宇宙を考える場合、ありとあらゆる可能性が存在する『エヴェレットの多世界解釈』を考えます。しかしこれは実験できるものではないので、科学というよりむしろ哲学。しかもこれは私達の考えるパラレルワールドではないのです。我々が考えているのは、別の次元に現実に存在するパラレルワールドのことなのです」と。

 今年3月、ファイザイ教授とその研究チームは、「重力の虹」という新しい理論を用いてマイクロブラックホールの検出から期待できるエネルギー量の計算を行った。このエネルギー量でマイクロブラックホールが検出されれば、新理論「重力の虹」と余剰次元理論は正しいということになる。

 また6月以降、LHCによって衝突するエネルギーは、世界で最初にマイクロブラックホールの解明に貢献したヒッグス粒子のおよそ2倍であることもわかった。

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