【閲覧注意】飛び出た心臓を持つ18歳少年 ― 動画で見る心臓転位の恐怖と突然死=インド

関連キーワード:

,

,

,

 通常、私たちは自分の心臓の動きを肉眼で確認することはできない。しかし今回紹介する男性の場合、視線を少し下に向けると、そこには脈打つ心臓があるという。なぜ彼の心臓は胸から飛び出してしまったのか、そして彼の運命は……? 詳細についてお伝えしよう。

■医師も賞賛「医学的奇跡だ」

 インド西部、グジャラート州に暮らすアルピット・ゴヒルさんは、服を着ている限り周囲となんら変わらない18歳の男性だ。普段は40km離れた場所にある父親の農場で働き、畑を耕したり、トラクターを運転することもある。しかし彼がシャツを脱ぐと、なんとその胸には、皮膚で覆われただけの心臓が飛び出た状態で鎮座しているのだ。(当然だが)心臓がドクドクと脈打つ様子も、しっかりと確認できる。

【閲覧注意】飛び出た心臓を持つ18歳少年 ― 動画で見る心臓転位の恐怖と突然死=インドの画像1画像は「The Daily Mail」より引用

 この極めて珍しい症状は、胎児期の発育異常によって重要な臓器が形成されない(もしくは奇形を起こす)「カントレル症候群」によるものと考えられている。アルピットさんのように“心臓が飛び出た”症状は「心臓転位」と呼ばれ、これまでに世界で165例しか報告されていない。

 生後すぐに専門医による診断を受けたアルピットさんだが、医師から「長生きはできない。すぐに亡くなるだろう」と告げられたという。しかし医師たちの予想を覆し、彼は周囲の子どもたちと同じく元気に成長した。先月末、現地放送局「TV9」の取材に応じたアルピットさんは、

「生活には何の支障もありません。この症状とともに生きるしかないのです」

 と答えている。18歳を迎えることができたことは「医学的奇跡」として、医師たちから賞賛されているという。しかし彼の未来が明るいかというと、そうでもないようだ。

■転んだだけで突然死の恐れ!?

 通常、私たちの心臓は肋骨や胸骨に守られている。しかしアルピットさんの心臓は、薄い皮膚に覆われているだけだ。現状を確認した専門医のサンギート氏は、次のように警告する。

「アルピットさんは、この症状を抱えながらも生きる方法を学んだようですね。しかし、彼が危険な状態であることに変わりはない。あとどのくらい生きることができるか、現時点ではわかりません」
「農場で働いているとのことですが、これは安全とはいえませんね。転んだりして、心臓に少しの衝撃が加わっただけで即死する可能性もあるでしょう」

 さらに、アルピットさんは横隔膜の一部が働かないという症状も抱えており、それ以外の筋肉が常に動いて代わりを果たしているようだ。つまり、今後は心臓以外にも支障が出るかもしれず、例えば肺炎にかかると、アルピットさんは通常よりも重症化する可能性が高いという。

「今は大丈夫でも、いつ呼吸器に問題が生じるかわかりませんね。この症状は、彼の身体に大きな負担になっていることは間違いないのですから」
「彼にとって最良の選択は、手術を受けることだと思います。そうすれば、完全に普通の生活を送ることができますよ」

 これまでアルピットさんと両親は、手術のことなど一度も考えたことはなかった。しかし、同様の症状を抱える中国人少女のニュースを耳にし、今は心臓を正しい位置に戻すための治療を受けることを希望しているようだ。それにしても、自らの心臓の鼓動を目視できるアルピットさんは、日々“生きている”ことを人一倍実感しながら生活しているのではないか。今後の方針について部外者が口を挟むことはできないが、アルピットさんがいつまでも元気でいられるよう、最善の策がとられることを願いたい。
(編集部)


参考:「The Daily Mail」、ほか

【閲覧注意】飛び出た心臓を持つ18歳少年 ― 動画で見る心臓転位の恐怖と突然死=インドのページです。などの最新ニュースは知的好奇心を刺激するニュースを配信するTOCANAで

18歳未満閲覧禁止

ここから先のコンテンツには、過激でグロテスクな表現と画像が含まれます。そういったものが苦手な方は、強い精神的不快感を覚える可能性があるため閲覧はお控えください。また、18歳未満の方の閲覧を禁止いたします。閲覧される方は必ず各自の責任を持ってご覧下さい。

閲覧しますか?