出会い系アプリが浸透しすぎ!? 今どきの英国人たちのセックス事情

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●ポール(20歳)

 ポールが生まれて初めて「Grindr」に参加したときは、恐怖しかなかったと話す。Grindrは、ゲイやバイセクシャルな男性同士の出会い系アプリだ。それまで普通に女の子と恋をして結婚すると思っていた彼は、自分がゲイであると気づいた日からすべてが変わってしまったと告白する。ナィーブな彼にとって同世代のゲイは非常にいかがわしく見え、長くつきあえる誠実なパートナーを探すことは至難の業に思えたそうだ。

britonssexsecrets2.JPGGrindr」より

 16歳になったポールがGrindrに恐る恐る登録してみると、年上の男たちが、いきなり写真を送りつけてきたという。四十男が16歳の少年にアプローチしてくる世界、ゾッとしただろう。また、ゲイであればセックスの相手を見つけるのは簡単ということも知った。Grindrのチャットルームで約束を取りつけさえすればOKというのだ。だが、見知らぬ相手を自分の部屋に招き入れるなんて、ポールにはできなかった。

「昔のように、ゲイ同士がちゃんと会話できたころに戻りたいなんて思うんです。今みたいにネットでセックス相手を漁るんじゃなくて。たとえば、90年代のテレビドラマみたいにバーで相手を見初めて『電話番号教えてよ』なんていうシチュエーション。そんな古き良き時代、もうどこにもないのかもね」(ポール)

 現在までに3人とおつきあいしたと話すポール。「だけどセックスって、本当に心が通じる相手となら最高だと思うよ。お互いの存在に安心できるから」と、自分を大切にしているようでなによりだ。

 私事で恐縮だが、姉貴と慕っているゲイの友人が相方さんと知り合ったきっかけは、20年くらい前の“文通”だと語ってくれたことがあった。今でも深く結びついている二人だが、もし今の時代に出会ったのならば、どうなっていただろうと想像してみる。今度会ったときに聞いてみよう。
(文=佐藤Kay)

参考:「Mirror(シャーデー、トム)」、「Mirror(ポール)」、「The Guardian」ほか

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