“原作レイプ”のB級作品も多いのに… 日本映画が漫画原作ばかりの背景とは?

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1222tinnyuuki_main.jpg※イメージ画像:映画「珍遊記」公式サイトより

 漫☆画太郎のカルト名作漫画『珍遊記』が、実写化されることがわかった。主演を務めるのは松山ケンイチ、監督は『地獄甲子園』『魁!! クロマティ高校』など数多くの漫画原作を実写化させてきた山口雄大である。

 このところ、往年の名作漫画の実写化が多い。2014年度公開作品をざっと見ても能年玲奈が不良少女役を演じたことで話題となった『ホットロード』や、ルパン三世を小栗旬、峰不二子を黒木メイサが演じた『ルパン三世』、染谷将太主演による名作漫画『寄生獣』などが実写化されている。

 現在はCGや特殊メイクの技術が発達しているため、これまで実写化不可能とされてきた漫画が持つ世界を再現することは、かつてよりは容易になっているのかもしれない。だが、中には漫画のイメージをそこなう“原作レイプ”と呼ばれるような大味な作品があることも確かだ。それでも、漫画原作の実写化映画が増え続けるのはなぜだろうか。

「一言でいえば、無難な選択肢として漫画原作があるといえます。映画というのはゼロからストーリーを作り上げるには大変な労力がかかります。さらに、その映画を黒字ベースに乗せるには膨大な宣伝活動と費用を必要とするのは明らか。その点、漫画原作ならば、作品があらかじめ持っている知名度や世界観にそのまま乗っかればいい。要は“ラク”なんです」(映画宣伝関係者)

 現在の日本映画はほとんどが製作委員会方式によって作られている。これは、テレビ局、映画会社、広告代理店などが共同で資金を出資し、出資リスクを分散するものである。その分、多くの利害がからむため、結果的に無難な作品となってしまう。文学性や芸術性の高さよりも、知名度や娯楽性、ストーリーの簡明さなどが重視される。

 また製作委員会には、大手芸能事務所の力もおよぶ。そのためキャストがあらかじめ決められていることも多い。キャストのイメージありきでストーリーを作り上げていくため、結果的に、原作とは似ても似つかないものができあがることもある。

「漫画のキャラクターと主演俳優のイメージが合わない、といった批判もされますよね。ですが、中にはどれだけヒドイのか劇場まで足を運んで確認する人もいるでしょう。理由はどうであれ、劇場に動員させたら、客数としてカウントされるため、我々の勝ちなんです。言うなれば批判や炎上は承知の上ということですね」(前出・同)

 映画という巨大なビジネスを円滑に動かすために漫画原作がいいように使われているということなのだろう。もはや、これは“原作レイプ”を超えた“漫画業界レイプ”とも言えるのではないか。
(文=平田宏利)

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コメント

1:匿名 2015年12月29日 14:47 | 返信

実写映画版「進撃の巨人」には世界中がひっくり返った
古典とも言えるスーツアクターやミニチュア全開の映画でトホホ
コントかw

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