【安田純平氏拘束】公安が報道規制、楽観視していた官邸、過激派とのチャンネルなし…問われる政府責任

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「一般的に人質解放交渉は水面下で行われ、身代金や処刑の話が公になる時は交渉が不調に終わり、打つ手なしの最終段階であることが多い」(中東情勢に詳しいジャーナリスト)という。

 仮に「国境なき――」の声明が本当だった場合、一刻の猶予もない。

1番の問題は今の日本にイスラム過激派と交渉できるチャンネルが期待できないこと。今年1月にISに処刑された後藤健二さんの時も、交渉役はトルコに丸投げしていた。2013年のアルジェリア人質事件の時も外務省はあたふたするばかりで、何もできなかった。中東に赴任した外務省職員は遊んでばかりで、過激派組織と交渉できる部族長や地元の有力者と親交を深めてこなかった」(同)。

 消息不明となってから半年、ここにきて安田さんを取り巻く環境が突然変わった可能性が高い。ニュースを見た人達からは「自己責任だ」という声も聞こえてくるが、有効な方策を打たなかった政府の責任も考えなければならない。最悪な結末となれば、それは“人災”だ。

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