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セックス、ドラッグ、現代アート…身体改造ジャーナリストが開催する『オキュパイ・スクール』の過激な最先端授業に迫る！

2016.01.06 18:00

オキュパイ・スクール

ケロッピー前田

■講師　じゃぽにか（解散中・炎上アート集団）

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講義7「アレの居ぬ間に～学級崩壊ゼロの秘術」　じゃぽにか（解散中・炎上アート集団）
2014年岡本太郎現代芸術賞入賞、SNSを駆使した炎上アートを標榜する芸術集団。2015年吉祥寺ongoingの個展にて解散を宣言した。

　その説明を聞いた上で見れば腑に落ちる部分も大きいのだが、彼らの授業はまさに混沌と呼ぶに相応しい。パロディにパロディを重ねすぎて実態な跡形もない現代のネット社会を現しているようでもある。

前田「彼らは、『オキュパイ・スクール』のフライヤーの絵も描いてくれるし、ネット以降の新しいアートをやっているんだけど、集団になることによって誰が何を担当しているかわからなくしている半匿名的なやり方で炎上アートをやっている。誰かがいるのはわかるわけだからね。このフライヤーの絵も合作だしね。いまのポスト3.11だったりネット世代の新しい形のアートを提示してくれている」

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――今回も身体改造マニア系のお客さんと、先端アートを求める層が一堂に会しているのが、また独特というか、カオスというか。

前田「結果的には20～30代前半のアーティストや作家志望の若者たちと、90年代からのサブカル世代、雑誌『BURST』を作ってきた僕たちの世代というように、ジャンルも世代も横断したイベントになっているんだよね。

　それは石丸さんとも話していたんだけど、『ブルーズ・マガジン』も、世代間ギャップを超えて受け入れられているところがおもしろいでしょう。『オキュパイ・スクール』も、受講生は20代から50代くらいまで、およそ3世代を横断しています。1990年代の出版サブカル全盛期を知る我々の世代から、ポスト3.11のじゃぽにかやその下の世代くらいまでだよね」

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「今回、じゃぽにかの先生的な存在であるゴローくんがヨーロッパに行ってしまったので、先生不在の自習時間を再現したようなパフォーマンスでした。本当に学級崩壊しちゃったので、初めての受講生には難解だったかもしれません。でも、彼らの講義も『オキュパイ・スクール』でしか体験できない貴重なものなので、次回にますます期待してほしいです」（前田氏）