150人以上を地獄の惨殺! メキシコギャングが震え上がった美人親分ラ・チャイナ!!

 ドラッグカルテル同士による縄張り争いが続くメキシコでは、麻薬利権を巡るバトルロワイヤルがエンドレスで繰り広げられている。その争いの被害者は、アウトローだけでなく、大勢の一般市民も巻き込まれており、毎年多くの死者を出し続けている。

 そんな地獄と紙一重なメキシコドラッグマーケットで、ひとりの女性が屈強な男たちを従え、極悪非道の限りを尽くしていたという事実をご存知だろうか?

 こちらの澄んだ瞳をしたエキゾチックなラテン系美女。彼女の名前はメリッサ・カルデロン、通称ラ・チャイナ。このラ・チャイナという呼び名はいわゆるコードネームのようなもので深い意味は無い。だが、この「ラ・チャイナ」の名前を聞くだけで、屈強で非道なメキシコのギャングたちは震え上がるのだった。

150人以上を地獄の惨殺! メキシコギャングが震え上がった美人親分ラ・チャイナ!!の画像1※画像:「Dailymail.com」より


 麻薬密売組織に所属するアウトローたちが、なぜひとりの女性を恐れたのか? それは、メリッサ“ラ・チャイナ”カルデロンが、誰よりも残忍で、人の命を奪うことに何の躊躇もない正真正銘のサイコパスレディだったからだ。

■恐怖の代名詞、ラ・チャイナとは?

 メリッサが裏社会でキャリアをスタートさせたのは2005年。この時、彼女はまだ20歳になったばかりだったが、ダマソカルテルという組織に加わり、犯罪に関わるようになった。

 ダマソカルテルは、メキシコで最大の麻薬密売組織・シナロカルテルと深い結び付きを持ち、その構成メンバーの中には特殊訓練を積んだ退役軍人や元警察官なども含まれていた。そんな腕に覚えのあるギャングたちの中で、メリッサはメキメキと頭角を現す。組織にとって目障りな役人、敵対するギャングなどを情け容赦なく惨殺していったのだ。そして、その実績が認められ、彼女はわずか3年で組織の武装部隊を率いる司令官へ出世。メリッサは、組織同士の縄張り争いの最前線で陣頭指揮を取り、自らもライフルを構え戦闘に参加した。

150人以上を地獄の惨殺! メキシコギャングが震え上がった美人親分ラ・チャイナ!!の画像2※画像:「Dailymail.com」より

 さらにメリッサは、州都のラパスや毎年多くの観光客が訪れる都市・カボサンルーカスのドラッグマーケットを一任されるようになる。メリッサが赴任してから、その地域一帯の殺人発生件数が前年比で3倍に跳ね上がった。

 しかも、メリッサはただ目障りな相手の命を奪い黙らせるだけではない。彼女は、まず部下に命じてターゲットを誘拐すると、自らの手で殺害した後に遺体をバラバラに切り刻み、細切れになった遺体を被害者の自宅前に投げ捨てたのだ。これは被害者の家族や仲間に対して、「私に逆らうとこうなるぞ」という無言の警告だった。このように、メリッサは自分の縄張りを恐怖で支配していった。

 だが、それまで順調にステップアップしていたメリッサに、思いもよらぬ話が舞い込む。組織が、ダマソカルテルの古株アベル・キンテーロが釈放されたため、彼女が仕切っていた縄張りを彼に譲るよう命令を下したのだ。

 それは降格人事にあたり、これまで命を削って組織へ多大な貢献をしていたと自負するメリッサにとって侮辱以外の何物でもなく、彼女は激しい怒りを露わにした。

 その後、彼女は300人の部下を引き連れてダマソカルテルから離脱。またそれと同時に自らの組織を立ち上げ、古巣のダマソカルテルへ宣戦布告をした。

■打倒・古巣!! 血で血を洗う争いが勃発!!!

 新組織ではメリッサを頂点に恐怖が支配するピラミッドが形成され、暗殺部隊、死体処理班、ドラッグの物流班などが彼女の号令で動いた。メリッサの指示によって州都ラパスではダマソカルテルを相手に連日、殺人事件が発生。2014年には、わずか2カ月で前年の殺人件数を上回った。この残忍な新興勢力の壊滅は警察にとって最優先事項だったが、頭の切れるメリッサは周到に生活拠点や移動方法を変えることで、捜査の網を巧みにすり抜けた。

 だが、ある時、恐怖によって支配されていたメリッサの組織にほころびが生まれる。

 2014年8月、メリッサは、自分の車が捜査当局に知られているのではないかと疑い、新たにピックアップトラックを購入するよう、部下のエル・タイソンへ命じた。彼は業者の友人と購入の話をまとめ上げ、そして受け渡しの日を迎える。

150人以上を地獄の惨殺! メキシコギャングが震え上がった美人親分ラ・チャイナ!!の画像3※画像:「Dailymail.com」より

 その当日、エル・タイソンが受け渡し場所へ到着すると、そこには一足早くメリッサが到着していた。エル・タイソンがメリッサの元に駆け寄ると、なんと彼女の足元には彼の友人が遺体となって転がっていたのだ。ピックアップトラックの代金を支払う代わりに、メリッサはエル・タイソンの友人めがけてライフルの弾丸を撃ち込んだのだった。

 彼女へ忠誠を誓っていたエル・タイソンだが、何の罪もない友人が殺されたことに激怒。これまでの悪事をすべて警察でぶちまけると彼女に食って掛かった。メリッサはエル・タイソンの行動に怒り狂い、彼を部下に捕らえさせ、生きたまま彼の両腕を切断。地獄の苦しみを与えた後に殺害した。

■側近の翻意で終わる恐怖政治

 これらのメリッサの凶行を目の当たりにした彼氏であり組織ナンバー2のエル・チノは、もはや誰にも止められないモンスターと化した彼女に恐怖心を抱く。

「このままではいつか自分も殺される…」

 自らも殺し屋として数々の修羅場を潜り抜けてきたエル・チノだったが、裏社会での地位も面子も捨てて組織を抜け出し、警察へ逃げ込んだ。取り調べで、彼はこれまでにメリッサが犯した非道の数々を告白。その後の捜査で、メリッサが隠蔽していた殺人事件の被害者の遺体が次々と掘り起こされていった。

 2015年9月、捜査当局の動きに危機感を覚えたメリッサは空港から高飛びを試みようとしたが、先回りしていた警察に身柄を拘束されてしまう。

 現在、31歳のメリッサは150以上の殺人事件の容疑者として裁判が始まるのを待っている。
(文=狐月(きつつき)ロボ)

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参考:「Dailymail.com」「news.com.au/」

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