放送中にオナニー? 電気グルーヴの“激ヤバ”エピソード5選

電気グルーヴのドキュメンタリー映画『DENKI GROOVE THE MOVIE?~石野卓球とピエール瀧~』が好評だ。当初は年末年始の2週間の公開予定であったものの、一部の映画館では上映延長が行われ、今後は全国各地の映画館でも順次公開される予定だ。
本作は、石野卓球宅から、過去の電気グルーヴを記録した大量のVHSテープが発見されたことにはじまる。これをデジタル化するにあたり、過去の映像を編集したドキュメンタリー映画である今作の企画が立ち上がった。監督を務めたのは『モテキ』『バクマン。』などで知られる大根仁である。
本作のもとになったのは約250時間、容量にして5TBにおよぶ大量の映像だ。アルバムを節目としつつ、音楽性の変遷などを、ナレーションと関係者インタビューを通して浮き彫りにする。電気グルーヴをまったく知らない人でも楽しめる構成になっている。
1989年の大阪十三ファンダンゴにおけるデビューライブ映像に始まり、台風襲来により2日目中止を余儀なくされた1997年の第1回フジロックの様子など、貴重な映像が挟まれるものの、電気グルーヴのマニアックな部分はそれほど強調されていない。
実際、オフィシャルパンフレットのインタビューにおいても、大根監督はその点について「それはもう、YouTubeで探してくれ、ってことだと思うよ?(笑)それはもう編集するものではないよね」と述べている。
だが、マニアックさも電気グルーヴの魅力であるといえる。そこで本稿では、映画に取り上げられなかった電気グルーヴの“激ヤバ”エピソード5選を紹介したい。
【1】ギターの弾けないギタリスト
現在、電気グルーヴのメンバーは石野卓球とピエール瀧のふたりである。本作では、元メンバーである砂原良徳(まりん、もしくはどちらも苗字みたいということで“良徳砂原”と呼ばれていた)、CMJKのコメントが取り上げられている。だが、それ以前にも幻のメンバーが存在する。現在はコンピューターを用いたテクノミュージックを奏でる電気グルーヴであるものの、初期はバンド形態が取られており、ギタリストも存在した。
石野のメンバー募集に応募してきたのは吉沢というギタリストだった。だが彼は、タブ譜(弦を押さえる位置を図解で示した楽譜)を見ないとコードが弾けない男であり、練習中、コードの指示を出すとポケットからタブ譜を取り出し確認を始めたという。そのため、即座にクビになったそうだ。
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