本当に恐ろしい「病畜の肉」を買う大企業、行方不明の肉…! 食肉市場の闇を聞いた!

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■本当に病気のヤバい肉を買う大手企業

――豚トロの話みたいに、薬を使って殺してるみたいなのはわかるけど、怪我しただけのものまで全部「病畜」って言うのはおかしいと。

「そうそう。総称して本当に病気なのも、移動で怪我したものも「病畜」って言っちゃうからさ。病畜一覧っていうのがあって、盗み見したことがあるんだけど、恐ろしい病気のもあるよ」

――そういうものはどうするの?

「仕組みの話で言うと、管轄はわかれてるんだけど、情報が流通してるから、休憩所とかで話してると聞こえてくる。『今日何頭来て、いくらぐらい出てるの?』とか話してて。

 で、大きい企業だと、頭数足りないからっていう理由でとんでもないものを買って行く人もいて。100頭なら100頭買わないといけなくて、1頭足らないのは死活問題なんだよ」


――「怪我をしているだけの上等な肉」じゃなくて「本当の病気の肉」「恐ろしい病気の肉」を?

ヤバイのを買って行くね。そんな肉でも加工しちゃえばわからないから持っていくんじゃないのかなぁ。これはたぶんそう思うってことだけど」


――そうしたら、ベーコンとかソーセージとか食えなくなってくるんじゃないの?

「ベーコンとかソーセージってミートホープに代表されるような加工肉だからね。原材料表示見ればわかるけど、水飴ばっかりで肉じゃないから」

――吉野家の朝定のシャケとかあれおかしいじゃん。シャケなんかシャケフレーク固めたみたいじゃん。昔あった松屋のチキン定食とか。あれってシャケはシャケでチキンはチキンなんだろうけど、いったいどこの肉をどうやってやったらああなるんだかわかんないよな。何かを練って、形を整えてって作っているとしか思えないよね。

「その感じだよ。だから、ビーフ100%ハンバーグって打ち出していた肉が、実は鶏とか豚とかも混ざっていたなんてことが昔たくさんあったんだよ」

――今でも国産牛100%って表示は、色んな意味で怪しすぎるんだけど…。そういう部位は売られなかった場合はどうなるの?

「肉を切り落としてもだめ、処理してもだめ、誰もセリで落とさないってなったら、それを処理できなくて困ったって言って、洗浄のあとにまたセリ場の端っこに持って行くんだけど、それを市場の人とか都の人間とかが、更にもう一回点検してバツ印を付ける。そして、工場の真ん中にある2m四方ぐらいの広さで、凄く深いコンクリの穴に落とされすんだ。それから処理したことを証明する書類かなんかを書いて職員の人たちはいなくなっちゃう。そのあとその肉がどうなるのか全然わかんないけどね」

――捨てるかどうかわからないってこと?

「『食えるか食えないか』の判断を職員たちはしないから。『売れるか売れないか』だけの判断しかしない」

(取材・文=青天 青)

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