太陽より3倍も熱い「人工太陽」を中国が開発中! 4900万度の加熱で、融合炉が溶けない理由とは?

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■目標は、1億度を17分間

 ヨーロッパの科学者たちの間では、これほどの高熱では、炉自体を溶かしてしまう恐れがあるという見解が一般的であったが、今回の実験では強力な磁場を利用し浮遊させ、炉の壁から離れた位置での反応を維持することができたために、この温度を長時間維持することができたという。また、中国においての目標は1億度を17分間維持することとのこと。

 現在、各国で国際的な協力下のもと、さまざまな実験が繰り返し行われているが、この中国での実験の成功は、フランスにある国際熱核融合実験炉ITERでの次へのステップアップのきっかけになると捉えることもできる。しかし、まだこの技術は巨大な実験室の中で行われているもので、実際の利用は、実験が順調に進んでいったとしても、数十年先のことになるであろうと言われている。

chineseartificialsun2.JPG画像は「Wikipedia」より

 確かに、化石燃料と比較して大きなエネルギーをクリーンな方法で取り出すことを可能にする技術なのかもしれないが、まだまだ技術面で飛躍的な進歩や、それにともなうさまざまな課題がのこされているようである。
(文=高夏五道)

参考:「Express」ほか

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