鎖につながれた黒人奴隷の亡霊たちか! 宣教師の館で「この世のものとは思えないような物音」=ナイジェリア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント0
関連キーワード:

,

,

,

,

,

■夜に「この世のものとは思えないような物音」が響く

 このナイジェリア屈指の文化遺産は、その後もいろんな機能を果たしてきた。あるときは、奴隷から解放され帰国した人びとの住まいとなり、またあるときは学校やセント・トーマス・アングリカン教会の牧師館としても役立ってきた。

 そんな由緒ある館だが、最近になって不気味な噂が広まっている。それは、夜間にこの建物に入った者が「この世のものとは思えないような物音」を耳にしたというのだ。まるで奴隷がつながれた鎖を引きずるような音だったり、無慈悲な主人たちにより折檻された奴隷たちの悶絶のうめき声だったり……。また、館の広間で宣教師たちが壮麗な声を響かせるのを聞いた者や、中には牧師がフラフラ歩いているのを目撃したと証言する者もいる。

 もちろん「呪われてるとか言って、観光客を呼びこもうって魂胆なんだろ?」と陰口をたたいている人々がいるのも事実だ。しかし、歴史に翻弄され、いまださまよう霊魂の雄叫びの1つや2つ、聞こえたところでどうってことないだろう。ここはかつて、未開の地であった西アフリカの海岸に文明の明かりを灯した、人びとにとってかけがえのない集会所だったのだ。

firststoreybuilding2.JPG画像は「ALIBITV」より

 ラゴス州政府はこれまでに何度か、この歴史的建造物の管理をアングリカン教会から引き継ごうと交渉をしているが、教会側は決して首を縦に振ろうとしない。ファースト・ストーリー・ビルは、ここで生きた人びとを見守っていくのだから、これからもずっと……。
(文=佐藤Kay)

「First Storey Building In Nigeria」 画像は「ALIBITV」より

参考:「Daily Trust」、「Unexplained Mysteries」ほか

関連キーワード

コメントする

画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。