セックスジハード、陰部串刺し、難民キャンプ売春…シリアの女性たちの終わらない悲劇

 私はルドルフ・グライナーです。日本と世界の文化について研究しているドイツ人です。

 シリアでは現在、内戦状態が続き、各国の介入と空爆によって激しく破壊されています。元々シリアは、東アジアからの文化が地中海にぬける、ちょうど終点の場所で、東西の文化が合わさって非常に美しい国だったので、とても残念です。女性も非常に美しく、素晴らしい国であったと思います。

 シリアは、もともとシーア派のアサド氏が政権を握っており、石油をめぐって外国との交流も多くありました。シーア派なので、戒律も厳しくなく、街には洒落たカフェなどもあったのです。しかし、今はかつての面影はまったくありません。そして、美しいシリアの女性たちは大変つらい状況におかれています。

 2月2日に発表された国際人権団体アムネスティの事務局発表では、「レバノンやトルコに避難したシリアの難民女性に対する搾取と嫌がらせ」そして「性的強要」に関する話が報告されています。


■内戦中は「セックスジハード」へ

isis0310-3.jpgセックスジハードに参加する女性たち「aicongress」より引用

 報告書の内容の前に、まず、内戦におけるシリアの女性たちの扱われ方を書きましょう。

 以前トカナで書きましたが、戦争時、シリアの若い女性は「セックスジハード」として、駆り出され、神に代わって兵隊に癒しを差し上げる儀式をさせられれます。要するに、性的な奉仕です。これは、味方への奉仕なので、まだいいでしょう。セックスジハードの最大の問題点は、最前線の駐屯地にも送られることです。当然、敵に捕まる可能性も高く、捕まれば、宗教的対立から、「性的な拷問」を受けることになります。

プレスリリース入稿はこちら サイゾーパブリシティ

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